ポール・マッカートニー、キース・リチャーズらがジョニー・キャッシュに敬意を表する

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Paul McCartneyRolling StonesのギタリストKeith Richardsらが、Johnny Cashの過去のキャリアを網羅したの2枚組CD『The Essential Johnny Cash』で彼に敬意を表する。同アルバムはColumbia/Legacy Recordsから2月26日発売。

アルバムではMcCartney、Richards、U2のBonoとEdge、Elvis Costelloをはじめ、Al Gore米副大統領からヘヴィメタル・バンドSlipknotのShawn Crahanに至るまで、30人以上のアーティストがCashに感謝の意を表している。

『The Essential Johnny Cash』は、Rock And Roll Hall Of Fame(ロックの殿堂)メンバーで、2月26日に70歳の誕生日を迎える病弱なCashを祝うキャンペーンの一環。“I Walk The Line”“Ring Of Fire”“Folsom Prison Blues”“A Boy Named Sue”などのクラシックをはじめ、Columbiaだけでなく、SunやMercuryといったレーベルから収録された36のデジタル・リマスター・トラックが収められている。このアンソロジーにはまた、“Girl From The North Country”の後半でBob Dylanとのデュエット、Dylanの“It Ain't Me Babe”で彼の妻June Carter Cashとのデュエット、さらにCashがU2のアルバム『Zooropa』('93年)で彼らと一緒にレコーディングした“The Wanderer”を聴くことができる。

Cashは'01年に気管支炎で2度入院し、自律性神経障害と呼ばれる神経障害に関連したさまざまな病気を患っている。彼は健康上の問題で活動休止に追い込まれているが、引退の噂はどれも彼の側からきっぱりと否定されている。

『The Essential Johnny Cash』に続き、Columbia/LegacyはCashのアルバム数枚を、Columbiaの特別盤として再発売する計画を立てている。来たる3月12日には『The Fabulous Johnny Cash』と『Hymns By Johnny Cash』(共に'59年)、『Ride This Train: A Stirring Travelogue Of America In Song And Story』('60年)、『 Orange Blossom Special』('65年)、『Carryin' On With Johnny Cash And June Carter』('67年)が発売される予定。

'02年後半には、Sony Nashvilleがカントリー・ミュージシャンMarty Stuartのプロデュースで、Bruce SpringsteenEmmylou HarrisSheryl Crow、Steve Earle、Dwight Yoakam、Shelby Lynne、Travis Tritt他によるトラックを収録したCashのトリビュートアルバムをリリースする予定だ。

Gary Graff, Detroit LAUNCH.com
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