ジョージ・ハリソンの未亡人が、記念品の窃盗容疑でかつての義兄弟を訴える

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George Harrisonの未亡人Olivia Harrisonが、一家がかつて所有していたロサンゼルスの住居からHarrisonの記念品数点を盗んだ疑いで彼女の元義兄弟を訴えた。Oliviaは1月11日(金)、彼女の姉妹Linda Ariasの前夫Carl Rolesとその妻Carol Rolesの2人を相手取り、不正所有、売却、および「家族と個人の価値ある思い出の品物」とされている物品からの利益収得容疑で、ロサンゼルス上級司法裁判所に訴訟を起こした。訴訟では所有物の返却、未明記の損害(利益を含む)、弁護士費用その他を要求している。予備審判は2月1日に行なわれる予定。

裁判所の報告によると、'70年代、ロサンゼルスに住宅と土地を所有していたHarrison一家は、それらと一家の所有物の管理人として家賃無料でAriasを住まわせていた。'76年にAriasがRolesと結婚したときも、Harrison夫妻は同じ条件で彼がそこに住むことを許可していた。

'80年に大豪雨のため地滑りが起き、巨石が落下して住居を損壊。その際、Harrison夫妻は救助会社に依頼し、瓦礫を撤去して個人の所有物が見つかりしだい回収した。

'01年11月30日、Harrisonが58歳で死去した翌日に、RolesはHarrisonの個人所有物の売却についてアリゾナ州の人物と連絡をとった。訴訟では、それらの所有物は、救助会社が到着する前にRolesがロサンゼルスの家から、家族の同意や許可なしに持ち出したものだとされている。RolesはGeorge Harrisonの死去に伴い、彼に関連した記念品を売却すれば大金を得られると、その人物に語っていたらしい。

訴えでは、Roles夫妻が“コレクター”(実はFBIのおとり捜査官)と会い、そのとき2人は10箱の品物を持参して、その中のひとつには「GH $tuff」のラベルが貼られていたとしている。夫妻は、その品々が地滑りの起きた後、ロサンゼルスの住居から持ち出したものであること、またさらに多くの物品を保管していることを認めたという。

訴訟によれば、Harrison家の友人である警備専門家Gavin de Beckerによるミーティングで対立したとき、夫妻は、Harrisonの家族に品物を返却すること、物品を売却しないこと、裁判所が正式な所有者を決定するまでそれらの品物を破損しないことへの同意を拒否したという。

現時点でRoles夫妻からのコメントはない。

Bruce Simon, New York LAUNCH.com
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