R.ケリーに未成年者との性交渉疑惑が浮上

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Grammy Award受賞者のシンガー/ソングライターR.Kellyが、17歳未満の少女と性的関係を持ったうえ、18歳未満の未成年者との性行為をビデオに撮影した疑いで、イリノイ州検察局とシカゴ警察署の取り調べを受けている。これらはどちらもイリノイ州の法令で重罪となっており、禁止されている。

疑惑は、Chicago Sun-Times紙のオフィスに匿名で送られてきた26分のビデオテープに端を発した。そのテープにはKellyと未成年の少女が性交、フェラチオ、排尿している場面が映っている。ビデオに映っている10代の少女は、彼女のおばの証言により、疑惑の性行為をしていた当時、14歳だったということが分かった。少女と彼そのおばの名前は現時点では明かされていない。

Kellyの弁護士John M. Touhyは、Chicago Sun-Times紙に送られたそのビデオテープは偽物だと主張している。
「Kelly氏はトップの地位にいます。彼は現在もヒットソングを出し、NFC(米フットボールカンファレンス)のタイトル試合でパフォーマンスを行ないました。また、オリンピックでも演奏しています。これらの事柄を踏まえ、偽造テープを送った人物の動機について心の中で真剣に問いたださなければならないと思います」

Kellyにこの種の疑惑が持ち上がったのはこれが初めてではない。昨年12月には、Chicago Sun-Times紙に別のビデオテープが匿名で送られてきた。Kelly(35歳)は現在、彼とデートした当時17歳のTracy Sampsonによってクック郡巡回裁判所に訴えられている。また'96年、Kellyは当時15歳だったTiffany Hawkinsによって1000万ドルの訴訟を起こされた。彼女はKellyから、高校を中退して、彼をはじめ他の人ともセックスするよう迫られたと主張。訴訟は'98年、最終的に20万ドルで示談が成立した。

'94年、Kellyは現在は故人となっているAaliyahと違法に結婚。Aaliyahは当時15歳で、彼女の家族は即刻、すみやかにその婚姻を破棄した。2人はAaliyahのデビューアルバム『Age Ain't Nothing But A Number』の制作をしているときに恋に落ちたという。

Hawkinsの代理を務め、現在Sampsonの代理人となっているSusan E. Loggansは、Kellyと彼の弁護人たちは疑惑を鎮めることだけを考え、現行のSampsonの事件でKellyは、自ら裁判所に出向いて宣誓証言することを何度も怠ったとLAUNCHに語っている。Loggansはまた、Kellyの被害者たちはお互いに知り合いだと言う。
「Tracy Sampsonが私たちに連絡をくれました。彼女は、私たちがR. Kellyに被害にあった他の少女らとコンタクトをとっていることを知っていたのです。ご存知のように、数人の少女らは互いに知り合いで、彼女たちは同じような悩みを抱えていました。R. Kellyの弁護士と解決に至らず、私たちは彼女たちに代わって訴訟を起こしました。少女たちは裁判を起こすことにひどく脅えていましたが、私たちはそうしました。前進するのに大変な困難がつきまとっています。R. Kellyは宣誓証言で自ら供述すること拒否したのです」

Loggansはまた、被害者たちは必ずしもKellyを犯罪者として起訴したいとは思っていないと言う。
「少女たちは初め、R. Kellyをとても尊敬していたから関係を持ったのです。彼は父親や心の師のような存在で、潜在的に彼女らの将来に大きな影響を与える音楽業界の有名人です。もっと時間が経ち、少女たちが大人になったときに、彼女らは自分たちは結局、子供だったと気づき、身に起きたこの出来事が自分たちにとってよくないことだと思い始めるでしょう。彼女たちは、恨みをもって闇雲にKellyを犯罪者として訴えたいと思っているわけではありません。彼女たちはただ、利用されていたことに気づいただけなのです」

Kellyは'96年に結婚し、2人の子供がいる。彼の次のアルバムはJay-Zとのデュエットで、タイトルは『Best Of Both Worlds』。同アルバムは3月26日発売予定。

Yves Erwin Salomon, New York LAUNCH.com
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