リンプ・ビズキットのギタリスト・オーディション、明確な結果が出ないまま終了

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Limp BizkitのWes Borlandの後任ギタリストを探す斬新な企画は、明確な結果が出ないまま2月11日(火)のハリウッドで幕を閉じた。

“Put Your Guitar Where Your Mouth Is”と名付けられたオーディション・ツアーの最終日はハリウッドのGuitar Centerで行なわれ、300人の夢見るギタリストたちが参加した。このオーディション人数は、あまりに多数が集まったために予定枠より100人増やしたもの。ファンのひとりは2月9日(土)から並んでいたほどだった。

だが、ヴォーカリストのFred Durstは、今回のツアーでなにかあったとすれば、バンドが前進していくための励みになったことだとLAUNCHに語った。
「すごくたくさんの音楽スタイルや、さまざまな異なったプレイ・スタイルを耳にし、大勢の人たちに会った。不思議なところなんだが、そのことがより自分たちに自信を与えてくれた。自分たちが何を求めているのか、俺たちにはわかっているということを再認識させてくれたんだ。すごく漠然として聞こえるかもしれないが、その大勢の人たちみんなが俺達にわからせてくれた。そう、俺たちは自分たちが求め、進もうとしている道を誤っていないということに。俺たちは正しい。妥協するわけにはいかないんだ」

さらにDurstは、オーディション過程について苦情を述べている一部の中傷者たちに対して言葉を返した。
「もし、あれがお前たちにとって嫌な経験だったとする。列に並んで待ってるのが嫌だったとしたら、他のみんなも並ばなければならなかった。室内でのアンプの音がクソに聞こえたとしたら、みんなにもクソに聞こえてたんだ。Limp Bizkitとのジャムに選ばれなかったとしたら、他の選ばれなかった人たちも同じだ。わかるか? それに、もし予想していたよりも早くプレイを止められて、自分の持ち味を出せる時間が与えられたかったと思ってるなら、それは単純に俺たちが、自分たちにとって特に興味のあるものを感じれば、それがわかるって自信を持ってるからだ。Flawless(Records)として、Limp Bizkitとしてな」

“Put Your Guitar Where Your Mouth Is”は1月11日にカリフォルニア州フレズノから始められ、20を超える公開オーディションを行なった。

Neal Weiss, Los Angeles LAUNCH.com
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