セント・ルナティックスのAliが、ネリーの初期のスタイルについて語る

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St. Lunaticsの結成メンバーAliが、4月9日にソロ・デビュー・アルバム『Heavy Starch』を米国発売する。Aliが初めてメジャーに登場したのは、Nellyの8プラチナ獲得アルバム『Country Grammar』で、次にSt. Lunaticsのプラチナ・アルバム『Free City』をリリースしている。

St. Lunaticsの結成メンバーであるAliは先日、Nellyがラップに手を出し始めた頃の歌詞についてLAUNCHに話してくれた。
「Nellyは常にパロディ系の奴だったよ。いつも“I'm Nelly Nell right now/I came to make you get down(俺はNelly Nell/お前らを楽しませにきたぜ)”っていう感じでさ。わかるだろ? よく(LL Cool Jの)“I Need Love”をパロったやつとかを歌ってたよ。“When I'm alone in my room trying to stare at the wall/I look in the back of my mind, it read, 'Your head is bold'(ひとりきりの部屋で、じっと壁を見つめようとする/自分の頭の奥を覗くと、そこにあった言葉は‘お前はハゲ頭’)”とかやってたな。奴はいつだってちょっとしたパロディをしてて、俺としてもずっとそんな奴だと思ってる」

また、Nellyがとてつもないアルバム売上を記録したことで、Aliは大きなプレッシャーを感じたという。
「(St.)Lunaticsのアルバムが出て200万枚売り上げた。だけど“あれは失敗”なんだ。なんていうか、俺たちは200万枚近く売り上げたのに、それでどうなったよ? 俺の言うことわかるだろ? 奴がすげえ枚数を売っちゃったんで、俺たちの200万枚をそれと比べるんだよ。(200万っていったら)みんな死ぬほど欲しがる数字なのに。人はいつもこう言いたがるんだよ、“奴らはコレに比べるとそれほど良くない、アレほど良くない”ってな。どういう状況であれね。でも、いや~、今では俺がその決め手になるんだよな」

Yves Ewrin Salomon, New York LAUNCH.com
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