トーキング・へッズ、ロックの殿堂入りで再会、ライヴを披露

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ヒット曲「Psycho Killer」「Burning Down the House」「Once In A Lifetime」などで知られるニューヨーク出身のアート・ロック・バンド、Talking Headsは3月18日、ニューヨーク市でRed Hot Chili PeppersのAnthony Kiedisによってロックの殿堂入りを果たした。

Kiedisはスピーチの中で、Talking Headsの音楽を聴くと、なぜか図書館員がセクシーになると冗談を言った。またKiedisのスピーチでは、Pearl Jamのフロントマン、Eddie VedderがRamonesの殿堂入りについて行なった17分ものスピーチをからかう場面も見られた。

Talking Headsのオリジナル・メンバーたちは、現在法廷闘争中の問題をとりあえず忘れ、ロックの殿堂入りを果たすために久々に再会した。ドラマーのChris Frantzは次のように語った。「このバンドの結末を素晴らしいものにしてくれたRock And Roll Hall Of Fame(ロックの殿堂)に感謝したい。それから、特にニューヨーク市の音楽ファンにも感謝したい。ありがとう」

ベーシストのTina Weymouth、リードシンガーのDavid Byrne、ギタリストのJerry Harrisonも殿堂入りに対する感謝の言葉を述べた。

その後Talking Headsはステージで、「Psycho Killer」「Burning Down The House」「Life During Wartime」をライヴで披露。ステージではTalking Headsの後期のツアー・メンバー、Bernie Worrell(Parliament/Funkadelic)とSteve Scalesもオリジナル・メンバーに加わった。

Talking Headsは'70年代中頃にニューヨークで結成。'88年に活動休止するまで、8枚のスタジオ・アルバムと2枚のライヴ・アルバムをリリース。彼らは、アルバム・ジャケットやパフォーマンス、ビデオでの画期的なビジュアル・スタイルや、アヴァンギャルドな歌の構造、簡素で異質なサウンド、そしてワールド・リズムを他に先駆けて取り入れていた。

Chad Dougatz, New York LAUNCH.com
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