ラモーンズがロックの殿堂入り。ジョーイの親族は冷たい待遇受ける

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「I Wanna Be Sedated」「Blitzkrieg Bop」などで、ニューヨークのパンクの先駆けとなったRamonesが3月18日、彼らの故郷でPearl JamのEddie Vedderによってロックの殿堂入りを果たした。

Vedderは、Ramonesがパンクの先駆けでありながら、メンバーが今までに誰ひとりモヒカン刈りにしたことがなかったことに言及した。「彼らはクイーンズのForest Hillsから来た単なる野郎集団だった」「商業的には、彼らが認められることはなかった……今日のパンク・バンドは1stアルバムで、Ramonesが今までに売ってきた分の10倍も売っている」

Vedderによる17分ものスピーチの後、Johnny Ramone、Marky Ramone、Dee Dee Ramone、Tommy Ramoneがロックの殿堂入りに対する感謝の気持ちを述べた。

Tommyは近年のJoey Ramoneを思い出してこう語った。「信じられないかもしれないけど、俺たちはお互いを本当に愛していた。お互いに無作法な態度をとっていた時も。俺たちは真の兄弟なんだ。この殿堂入りという栄誉は、俺たちにとって重要な意味を持つ。だけど本当は全てJoeyにとって意味を持つことなんだ。本当にありがとう」と話した。

Ramonesがステージを去った後、バックステージのプレス・エリアではちょっとした混乱が生じた。Joey Ramoneの母親であるCharlotte Lesherと兄弟のMickey Leighが、なぜJeoyの代わりにステージに上がって賞を受け取らなかったのかとレポーターに、尋ねられ、グループと一緒にステージに上がるように言われていなかったためだと答えた。さらに不快なことには、LesherとLeighはイベントの間、Ramonesのテーブルに同席するようにも言われていなかったという。

そうした揉め事にも関わらず、ライヴの一部ではGreen DayがRamonesの名曲「Teenage Lobotomy」「Rockaway Beach」「Blitzkrieg Bop」を披露し、Joey Ramoneのスピリットが実際にまだ健在であることを証明した。Ramonesの残りのメンバーは、昨年4月の癌によるJoey Ramoneの死後、2度とライヴ・パフォーマンスを披露しないと誓っている

Ramonesは'74年に結成され、短くてパンチの効いた歌を猛烈なスピードで演奏しながら活動を続けてきた。彼らは、フラストレーションや反抗、欲望といった本来のロックバンドが持つモチベーションを取り戻すことに力を注ぎ、また、乱雑な演奏の裏には、時としてクレバーでユーモラスな歌詞や彼らの'60年代のロックに対する愛情が隠されていた。彼らは、美しくないルックスと、美しくない内容の歌を歌うという、パンクの美学を完璧に作り上げた後、'96年に解散。そしてSex PistolsClashからPearl Jam、Green Dayまで、全てに影響を与えてきた。

Chad Dougatz, New York LAUNCH.com
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