アリシア・キーズ、ソウル・トレイン・アワードで3冠達成! R.ケリーにはブーイング

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Alicia Keysのアワード受賞の勢いは、まだ収まりそうにない。先月グラミーで5冠を達成したKeysは、3月20日にロサンゼルスのMemorial Sports Arenaで開催された第16回Soul Train Music Awardsで3部門を受賞した。授賞式の模様は3月30日から4月7日の間に、全米のテレビ局で放送される。

Sammy Davis, Jr.賞の年間女性エンターテイナーに選ばれたKeysは、他にもデビュー・アルバム『Songs In A Minor』でbest female R&B/soul album (ベスト女性R&B/ソウル・アルバム)、best R&B/soul or rap new artist(ベストR&B/ソウルもしくはラップ新人アーティスト)を獲得した。

The Isley BrothersフィーチャリングRon Isleyは、「Contagious」で2番目に重要な賞であるbest group R&B/soul single(ベスト・グループR&B/ソウル・シングル)と、『Eternal』でbest group R&B/soul album(ベスト・グループR&B/ソウル・アルバム)を受賞。

故Aaliyahの「Rock The Boat」はbest female R&B/soul single(ベスト女性R&B/ソウル・シングル)に選ばれた。Jay-Zの『The Blueprint』はbest R&B/soul or rap album of the year(年間ベストR&B/ソウルもしくはラップ・アルバム)を受賞し、Missy Elliottの「Get Ur Freak On」がMichael Jackson Awardのbest R&B/soul or rap music video(ベストR&B/ソウルもしくはラップ・ミュージック・ビデオ)に輝いた。

驚いたことに、India.Arieは3部門でノミネートを受けていたにもかかわらず、賞の獲得はなかった。India.Arieは先月のグラミーでも7部門でノミネートを受けていたが、受賞できなかった。ArieはSoul Train Music Awardsを欠席、Arieのスポークスパーソンによると、欠席の理由は「他の約束」のためだとし、舞台裏での問題が理由ではないとしている。

Soul Train Music Awardsの収録では、ちょっとしたハプニングもあった。開始時間が1時間も遅れ、4時間15分の収録になった(放送時間は2時間)ことはともかく、Isleyがbest group R&B/soul singleを受賞する際に、R.Kellyに感謝の気持ちを述べると、オーディエンスからブーイングの声が沸き上がった。R.Kellyは現在、未成年者との性行為をビデオに撮影した疑惑が持たれている。

バックステージでIsleyは、R.Kellyへのブーイングを聴いた時のリアクションについて、次のように説明した。「俺には声援とブーイングの両方が聴こえた気がするな。今まで、Michael JacksonやWhitney Houstonを含め、いろんな人に対する非難の声を聴いてきたけど、何らかの理由で彼らが戻ってくると、すぐに彼らはトップに登りつめる。だからブーイングしてても、みんなブーイングをする相手がまだ好きなんだよ。あるエンターテイナーの何かに失望したってだけなんだ。でもそのエンターテイナーは必ず戻ってくる。俺はこの世界に長くいて、Diana Rossとか、Supremesとか、すぐにカムバックするエンターテイナーをたくさん見てきている」

Isleyは今まで幸運にも、そういったスランプに遭遇していない。彼らはこの夜受賞した2つの賞で、Destiny's Child、*N SYNC、Jagged Edge、112といった若いアーティスト負かしている。Isleyは、この夜の賞がグループにとって最も重要な賞だったという。「いろいろな賞の中で最も重要な賞だった。去年、俺たちはQuincy Jones賞をもらって、この業界で過ごした数年をとっても嬉しく思ったよ。最近の作品に対するこの賞は……親愛なる友だちや、俺たちと一緒にスタートしたLouil Silasに捧げたい。彼はもう俺たちと一緒ではないけど、偉大なA&Rマンだよ。このアルバムは家族にとって、とても意味のあるものなんだ」

O'Jaysのリード・シンガー、Eddie Levertもまた、バックステージで家族について語った。彼の2人の息子であるGeraldとSeanが、Keith SweatとJohnny Gillと並んで、O'Jaysへのトリビュート・パフォーマンスを披露した。年配のLevertは、自分の子どもがこの祝典の一部に参加したことを嬉しく思っていると述べた。「これは素晴らしいことだ。俺は彼らにショウビジネスの世界には入ってほしくなかったんだ。だが、彼らが好きでショウビジネスの世界に入ることを選んだ。そして彼らは“心配しないで、パパ。俺たちはショウビジネスに入ったんだから、もう女の子がパンツをステージに向かって投げる姿を俺たちに見せなくて済むよ”って言うんだよ」

Billy Johnson Jr., Los Angeles LAUNCH.com
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