ディオンヌ・ワーウィックが空港で麻薬所持容疑で逮捕される

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5月12日(日)、5度のグラミー受賞歴を持つDionne Warwickがマイアミ国際空港で逮捕された。機内持ち込み扱いにしていたバッグの中からマリファナ煙草11本の入った口紅ケースが見つかったためである。Warwick(61歳)は、5グラム未満のマリファナ所持という軽犯罪に問われ、有罪になれば最高で禁固刑1年の可能性もある。

午前7時30分頃(米東部標準時)、手荷物検査官がWarwickのバッグの中に“不審な物”を見つけ、彼女を拘留した。Warwickは搭乗する予定だったロサンゼルス行きの便を見送ることになったが、その後、定められた日程に裁判所に出廷することを約束する宣誓供述書に署名をして釈放された。

Warwickは、Burt BacharachとHal Davidのコンビによる作品、“I Say A Little Prayer”“Walk On By”“Do You Know The Way To San Jose?”などのシンガーとして最もよく知られている。

また'80年代半ばには、複数アーティストとのコラボレーションによるチャリティ・シングルで、それまでのキャリアを通じての大ヒット曲のひとつ“That's What Friends Are For”でグラミー賞を獲得している。Warwickは、American Red Ribbon Awards授賞式でLifetime Achievement Award(功労賞)を受賞するために南フロリダを訪れていた。この授賞式は、フロリダ州ブロウォード郡で最も大きなHIV/エイズ支援サービス団体Community Healthcare CenterOneを援助するチャリティ・イベントになっている。

Warwickが滞在していた場所として警察に伝えていたマイアミビーチのコンドミニアムを訪ねると、ドアを開けたのは俳優のエージェントでWarwickの友人であるRuth Bowenだった。彼女はMiami Herald紙に対し「あれは薬用なのよ」と語った。Warwickは緑内障の治療としてマリファナを使用していたのだという。Bowenはさらに「彼女はドラッグ乱用者じゃないわ」と付け加えている。

Sue Falco, New York LAUNCH.com
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