リンプ・ビズキットのフレッド・ダーストがツアーの死亡事故で事前に警告していたと証言

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Limp BizkitのフロントマンFred Durstが6月17日(月)、ビデオ会議の中で、観衆が押し寄せて事故に至る前に警備員に危険な状況を知らせていたと証言した。2001 Big Day Out Tourのシドニー公演でバンドの演奏中に観衆がステージに押し寄せ、ファンのひとりJessica Michalikが心臓発作を起こした。彼女は近くの病院に運ばれたが間もなく死亡した。

Durstは検死官Jacqueline Milledgeによる審問で、Limp Bizkitは主催者側と連絡をとり、ショウの前に警備が不十分であることを警告していたと語った。彼はその数日前にも、ニュージーランドのオークランドで同じように観衆の波が押し寄せていたことをフェスティヴァルのプロモーターに伝えたと証言。また、シドニーでは警備の強化を要望したという。

BBCが伝えた内容によれば、Durstはこの審問で「警備の問題が解決しなければ、俺たちはプレイしないとはっきり言った」と語った。Durstはまた、この事故を語るときは「とても感情的になる」と付け加え、「こうして話ができるようになるまでに長い時間がかかった」と述べた。

Milledgeは刑事事件として告発するために現在、情報の収集にあたっている。

Darren Davis, New York (C)LAUNCH.com
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