マイケル・ジャクソン、ロンドンでの非難発言に追加情報

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ロンドンでMichael Jacksonに敬意を表して行なわれたコンサートの中で、彼がSony Recordsや会長のTommy Mottolaについてファンに語った具体的な内容が、より詳しい情報となって表面化してきている。複数のJacksonのファン・サイトによれば、“ポップの王様”Jacksonは、Mottolaを“悪魔”と呼んだだけではなく、Mottolaは元妻のMariah Careyをスパイしようとしていたと語った。

Jacksonは、6月15日にロンドンのクラブ、Equinoxで2200人のファンを前に次のように語った。「Mariah Careyが、Tommyと離婚した後に泣きながら僕のところへやって来たんだ。泣いていたんだよ。あまりにひどく泣いていたんで、僕が抱きかかえてあげなければならなかった。彼女は僕にこう言ったんだ。“邪悪な男なの。Michael、その男がずっと私の後をついてくるの”。彼(Mottola)は彼女の電話を盗聴したりする。ものすごく邪悪な男だ。彼女は彼を信用していない」「僕たちは、彼に終止符が打たれるまで努力を続けていかなければならない。偉大なアーティストたちに対し、彼にこんなことをさせておくわけにはいかない。そんなわけにはいかないんだ」

Jacksonの怒りは、'01年に発売された彼の最新アルバム『Invincible』に対するSonyの扱いがひどいものだったとの思いからきている。同アルバムの米国内での現在の売上は、200万枚をわずかに越える程度となっている。

Jacksonは、Mottolaに対する直接的なコメント以外にも次のように語っている。「Sammy Davis Jr.からJames Brown、Jackie WilsonにFred Astaire、Gene Kelly……、たいていみな同じような話だ。話の最後はいつも同じで、彼らは非常に一生懸命働き、そして潰されたんだ。彼らはたいてい傷つき、ボロボロになり、そして多くの場合はただ悲しみに暮れている。なぜなら(レコード)会社にいいように利用されたから。奴らは本当にそういうことをするんだ」

Jacksonは最後にこう締めくくった。「僕のようなアーティストは、Sonyで彼らに数十億の利益をもたらした。数十億だよ。彼らは僕の頭の中には常に音楽とダンスのことしかないと信じていた。普段はそのとおりなんだ。だけど、彼らには僕というこのパフォーマーが彼らの裏をかくなんて思いもよらなかったんだ」

Jacksonの代理人へコメントを求めてみたが、現在のところ返答は得られていない。

Chiam Chad Dougatz, New York (C)LAUNCH.com
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