P.ディディのBad Boy Records、所属アーティストとともに友好的にAristaを離脱

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Bad Boy Recordsを主宰するSean "P. Diddy" CombsとArista RecordsのCEO/社長のAntonio "L.A." Reidは6月20日(木)、友好的かつ速やかに別々の道を歩むと発表した。

今回のレーベル離脱の一部として、Combsは彼の会社Bad Boy Recordsとその全アーティスト、およびそのカタログを取得。Faith EvansがAristaに残り、112がIsland Def Jamに移るのではという噂を覆した。

ReidとCombsのスポークスパーソンが出した声明で、Combsは'93年に始まったAristaとの関係について語っている。「アリスタとのパートナーシップを楽しんだし、ごく最近もL.A. Reidと仕事をしていた」「会社が新たな家へ移る時期だと決断したんだ。L.A.の発展を願い、また今後もL.A.と一緒に仕事をするのを楽しみにしてるよ」

Reidは次のように付け加えている。「過去10年に及ぶBad BoyとAristaの歴史は、音楽ビジネスの革命的な変化という結果に終わった。P.DiddyとBad Boy Recordsは、その文化と風潮が今日の音楽シーンに影響を与え続けているラップ/ヒップホップ・ムーヴメントで最前線で生き残るだろう。彼の今後の試みが実を結ぶよう祈っている」

リリースによれば、P.DiddyとEvansを含むBad Boy Projectsは、Aristaの親会社であるBMGのディストリビューションと同様に、暫定的にAristaからのセールス、プロモーション、マーケティング支援を受け続けるという。

LAUNCHに近い筋は、CombsとBad Boy Recordsがソニー・ミュージック・ファミリーに加わるのではと推測している。

Combsは1月に行なわれた2002 American Music Awardsで、Aristaから離れる意向を明らかにしていた。「Aristaとの契約を終了していて、たぶんフリー・エージェントになる。かつてのマイケル・ジョーダンみたいに、売り出し中ってわけだよ。どこに落ち着くかを見ていないとな」

Bad BoyにはP.Diddy、Evans、112、Carl ThomasNotorious B.I.G.Dreamほかが所属している。

P.Diddyの最新作『We Invented The Remix』は、ビルボードで初登場1位を記録、シングル「I Need A Girl」を収録している。

Billy Johnson Jr. and Neal Weiss, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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