ジョージ・マイケル、最新ビデオでブレア首相とブッシュ大統領を痛烈批判

ポスト
George Michaelは、最新シングル「Shoot The Dog」のアニメーションを起用したビデオ・クリップの中で、イギリスの首相Tony Blairと大統領George W. Bushの政治姿勢を痛烈に批判している。

ビデオにはBlairを、Bushにお腹をくすぐられる“プードル犬”として描いた場面がある。また他にも、アニメ化された2人のリーダーがタンゴを踊っている姿や、ドレスアップしたBlair首相、2人がVillage Peopleにブギを披露するシーンなどがある。また、Michael自身もアニメとなって登場し、女王に浣腸したり、イラク製ロケット弾の上に乗って、Blairと妻のCherie Blairがいるベッドに着陸する。Michaelが豹柄の紐パン姿でCherie Blairを誘惑するシーンもある。

この曲の歌詞には、かなり率直な表現が使われている。例えば、次のような台詞がある。「愛しのCherie、今夜はセックスできそうな感じかい?」「トニー、トニー、あなたが欲しているのはわかるわ、でもBushがOKすることじゃないわね」

Michaelはイギリスの新聞「the Daily Mirror」に次のように話している。「これが危険な領域だって承知しているよ。俺の作品の中で最も政治的な作品だし、重圧感もあるし、自分にとって完全に不必要なリスクだからね」

「“Shoot The Dog”は、他に類を見ない政治風刺のつもりさ。俺は見た人が笑ったり踊ったりした後に、少しだけ考える時間を持ってくれることを望んでいるんだ」「最近のイギリスの情勢に対しては強い意見を持っている。立会演説が抑圧されている時代、ポップソングのような取るに足らないものでさえ、いい表現手段に思えるよ」

Michaelは、アメリカがイラクの主導者Saddam Husseiとの戦争にイギリスを巻き込むのではないかと懸念する。彼は事実、9月11日のテロ攻撃の前にこの曲を書き始めた。

「自分が書き下ろしていたことが目の前で起きて、完全に震え上がってしまったよ」と彼は語っている。

しかし、Michaelはアメリカを敵視しているわけではない。その政治主導に反感をもっているだけなのだ。彼はBBCに対して次のように答えている。「勘違いしないでほしい。俺は全然アンチ・アメリカンじゃない。そんなことあるわけないだろう。テキサス出身の女性と6年間愛し合っていて、いまだ固い絆で結ばれているんだから」

「George Bushに対する俺の考えは少し違う。彼の政治姿勢を懸念しているのは俺だけじゃないはずだ。だからこそ、俺たちのリーダーであるTonyが抗議したり、理にかなった影響を与えてくれることを望んでいるんだ」

Michaelは、前作「Freeek」のプロモーション・ビデオで性的な描写やテーマをフィーチャーした。夕方の早い時間にこのビデオがテレビ放映されたことで、イギリスの視聴者から苦情が殺到し、BBCはイギリスの放送基準委員会から処分されている。

ロンドンのDowning通りにあるBlair首相の事務所側は、今のところビデオに対するコメントを発表していない。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報