ブルース・スプリングスティーンの『The Rising』がメディアで大キャンペーンを展開

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いよいよ“ボス”の攻撃が始まる。7月30日(火)、Bruce Springsteenのニューアルバム『The Rising』が米国発売され、メディアではこれまでにない大掛かりなキャンペーンが展開されそうだ。

Springsteenは発売当日の朝(米東部標準時午前7時)、E Street Bandと共にNBCの番組『Today』に出演し、インタヴューを受けてライヴ・パフォーマンスを行なう。同ネットワークのモーニングショウで彼がプレイするのは初めてとなる。

彼はまた、同じ日の夜のTVショウにも出演し、Ted Koppelから2つのインタヴューを受ける。最初の出演はABCの『Nightline』(米東部標準時午後11時30分)で、番組中、『The Rising』から「Empty Sky」をアコースティックで披露。その後続いて、ニュース番組『UpClose』(米東部標準時午前12時6分)でKoppelとの2度目のインタヴューを行ない、2人の共演は終了となる。

Springsteenはその後、8月1日(木)と2日(金)の夜のCBS『The Late Show With David Letterman』(両日とも米東部標準時午後11時35分から)に出演し、メジャーネットワークでのハットトリックを完了する。

さらにSpringsteenは「Reborn In The USA」と題された記事と共に今週号のTime誌の表紙を飾っている。Time誌は以前にも'75年の『Born To Run』のリリース前にSpringsteenを表紙に載せたことがあり、時を同じくしてNewsweekも彼を表紙にしている。

Springsteenは作品への真剣なアプローチと比例して、メディアからも注目が集まっていると語る。「僕らは言葉を編み出し、言葉が自分自身とオーディエンスに力を貸してくれる。その助けが、世の中や人生を意味のあるものにし、できれば敵味方なく皆にとって適する場所を見つける上で役立つものであってほしい。そういうことを考えている人がいるかもしれない。それはまさに僕の大好きな映画やアート作品、音楽がいつも僕自身にしてくれていることなんだ……。ある意味、それはアーティストが“OK。これを持って行きな。自分の場所を探しにね。”って言っているようなものだ。エネルギーと思想の伝達なんだ」

『The Rising』はSpringsteenの7年振りのフル・オリジナル・アルバム。彼とE Street Bandにとっては'95年以来の新作スタジオ・アルバムでもあり、Springsteenがすべてをバンドと共に制作したアルバムでは'84年の『Born In The U.S.A.』以来の作品となる。

Springsteen&E Street Bandのワールドツアーは8月7日ニュージャージー州イーストラザーフォードのContinental Airlines Arenaからスタートする。

Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com
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