ネリー・ファータド、“すべてが始まった土地”でワールド・ツアーを締めくくる

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Nelly Furtadoはデビュー・アルバム『Whoa, Nelly!』のプロモーション・ツアーを2年近く続けてきたが、8月14日に彼女の両親の故郷、ポルトガルでラスト・コンサートを迎える。Furtadoはウェブサイト(nellyfurtado.com)の中で彼女のルーツがポルトガルであることに触れ、Sao Miguel島で行なわれるショウについて、彼女のワールド・ツアーが“すべてが始まった土地”で終了すると報告している。

Furtadoは、家族の経済的な状況が今の彼女を生み出す重要な要素だったという。「ママとパパはここに移住してきたの。30年前、言葉も話せないまま2人はポルトガル移民としてカナダに移住してきた。だから、私は労働者階級の中でも最も労働者階級の出身よ。実際、私の両親が自分達の夢を捨ててくれたから、私は自分の夢を叶えることができた。私の家系はとても身分が低いの。だからこそ私は、最終的に自分が現実と向き合わなくちゃならないってことを知っている。それが私なのよ」

彼女はまた、2000年の『Whoa, Nelly!』のリリース以来、彼女のもとに集まったすべてのファンに感謝の意を表した。「私が人々に良いインパクトを与えられるって思ってる限り、とにかく音楽を続けなくちゃね。人種や宗教、年齢を問わず、音楽による喜びと一体感を一緒に分かち合ってくれているすべてのファンのみんな、ありがとう」

『Whoa, Nelly!』は、全米だけで200万枚以上の売上げを記録。アルバムからは3枚のヒット・シングルも生まれている。その中の1枚、「I'm Like A Bird」はBillboard Hot 100のトップ10入りを果たした。Furtadoは'01年、この曲で最優秀ベスト女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス部門でグラミー賞を受賞している。

Furtadoは9月から次のアルバム作りに取り掛かる。

Neal Weiss, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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