黒田倫弘、完全燃焼でTOUR Bulldog 66を締めくくる

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全国各地を回った黒田倫弘の<TOUR Bulldog 66>が8月29日、SHIBUYA-AXで千秋楽を迎えた。黒田は2ndアルバム『遠雷-out of the garden』を中心に21曲を熱唱。バック転やスティック・ダンスまで飛び出したエネルギッシュなライヴは、ファンの大歓声と拍手の中、幕を閉じた。

「僕にとっても、黒田バンドにとっても、みんなにとっても、今日が一番、一番の日にしましょう」と純白のスーツで身を包んだ黒田は冒頭で絶叫。それから、ドラマティックな新曲「RE-NEGATE DIVE~嵐が丘~」や会場中がモンキー・ダンスで沸いた「憂いのR&Rスター」など、ノリノリのナンバーを披露。

トーク・タイムではディズニー・ランドでのインストア・ライヴの話や、クーラーが壊れていた会場での“暑い”エピソードなどに触れ、バンドメンバーとともに観客を笑わせた。

その後、「Picinic On The Hanging Rock」で自らアコースティック・ギターを演奏したり、ソフトで柔らかな曲調の「たのしみにしてた日曜日」などをプレイ。アンコールではバラード曲「幼い月」でしっとりと聴かせた後、「クロダ16歳~太陽と奏でる夏のラブソティ~」や「スリルバカンス」でファンの熱い声援に応えた。

また、ラストでは黒田が男泣きするシーンも。「実は、ツアー前のライヴで大失敗をして、ステージに立つのが一時期恐かったんだ」とファンに自ら告白。ギターの馬場一嘉をはじめ、多くの人に支えられたと話した後、「だからこそ、このツアーはすごく本気で取り組んだ。みんなの前で歌うことって大変だなって、改めて実感した。今は……一皮むけた気持ちです」と報告した。

そのパワーアップした黒田倫弘の初のホールライヴが、渋谷公会堂で10月20日に行なわれる。チケットの問い合わせはホットスタッフプロモーションまで(03-5720-9999)
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