ワイクリフ・ジョンとトム・ジョーンズ、ニューアルバムでコラボレート

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音楽界に、また奇妙なコンビが誕生した。ウェールズ出身のベテランシンガーTom JonesとWyclef Jeanは、Jonesのタイトル未定のニューアルバムに収録する12曲を完成させた。1stシングルは「Tom Jones International」で、Jonesのオフィシャルサイト(tomjones.com)にはJonesが“ファンクなプレイ”をしていると書かれている。アルバムはニューヨークのPlatinumスタジオで1年かけてレコーディングされた。Jonesは、Fugeesのメンバーで彼の制作パートナーでもあるJerry "Wonder" Duplesisと共同で曲作りを行なった。

Jonesは彼のウェブサイトで次のように語っている。「WyclefとJerryは本当にすばらしい。彼らにはアイデアがたくさんあって、高い評価を受けている。それに、あらゆる音楽スタイルの知識を持っているんだ」

「彼らは僕との仕事の仕方を知っているし、僕の声やこれまでの経緯も分かっている。僕を飛躍させてくれ、それでいて本物を見い出させてくれる」「たとえこのシングルが1枚も売れなくても、その性質から言って、かなり話題にはなるだろうし、作ってみてとても良かったと思っている。リリースが待ちきれないよ。そのうち至るところで僕を目にして聞けるようになるさ!」

JonesとJeanは1年前にロンドンのハイドパークで行なわれたPrince's Trust Charityのコンサート、Party In The Parkで出会った。昨年11月、2人はマンチェスターで開かれたTop Of The Popsの授賞式で共にパフォーマンスを行ない、Jonesのヒット「It's Not Unusual」('65年)を演奏した。Wyclefはその後、Jonesのアルバム『Masquerade』収録のクラシック・ナンバー「What's New Pussycat」のカヴァーをレコーディングしている。

JonesはV2 Recordsと契約しており、アルバムの国際的なリリースは11月になる見込み。米国のレーベルとリリース日については発表されていない。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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