クリードのLA公演が2度の延期の後、ようやく実現

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2度ほど日程が延期されていたCreedのLA公演が10月20日(土)、Staples Centerでようやく実現した。

フロリダ出身の彼らはフロントマンScott Stappが交通事故で負傷したため、7月に予定していたツアーを延期、LAのショウは10月8日に変更された。しかしその夜、Stappの声帯が腫れ、喉頭炎の激痛に襲われたため、ショウは開演数時間前に再び延期されることになった。

「ステージに戻れて嬉しいよ。カリフォルニア、ロサンゼルスに戻ってこれて嬉しい」。Stappは何曲か演奏し、ファンの大歓声に応えて言った。「待っててくれてありがとう」

白い長袖のボタンダウン・シャツをたくし上げ、レザー・パンツにモーターブーツを履いたStappは、曲の合間にバンドのことやファンとの繋がりについて何度も話した。そして'01年のアルバム『Weathered』や『My Own Prison』('97年)、『Human Clay』('99年)からのヒット曲を演奏、観客を惹きつけた。

この夜はソールド・アウトだったわけではなく、上階には空席も見られたが、下は熱烈な信奉者でいっぱいだった。とくに自由席の立ち見フロアでは「Who's Got My Back」「Hide」「Stand Here With Me」「With Arms Wide Open」、さらに「One」といったファンにとってのバイブルのような曲の間、手が上がり、こぶしが振り回され続けた。ショウの終わりにはバンドの最新シングル「Don't Stop Dancing」や、「Higher」「My Sacrifice」といった強力なノックアウト・ナンバーが続けて演奏された。

Creedはこの後、10月23日(水)にはサンフランシスコに近いカリフォルニア、マウンテンヴューのShoreline Amphitheatreで、10月25日(金)にはサンディエゴのSan Diego State University、Cox Arenaでライヴを行なう。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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