マイケル・ジャクソン、コンサートのキャンセルをめぐる訴訟で出廷

ポスト
Michael Jacksonが11月13日(水)、カリフォルニア州サンタマリアの裁判所に出廷した。彼はコンサート・プロモーターのMarcel Avramから契約違反で2000万ドルの訴訟を起こされている。Avramはミレニアムを祝う大晦日のコンサートを2つ計画していたが、Jacksonがそれをキャンセルしたとして2000年6月にこの“キング・オブ・ポップ”を訴えた。

Avramによれば、Jacksonはシドニーとハワイの2つの公演に加え、韓国のソウル、ドイツのミュンヘンで行なわれるチャリティ・イベントついて契約を交わしたという。Jacksonはチャリティには参加したものの、収益を上げるためにのギグは実現しなかった。Avramは、契約時に前金としてJacksonに100万ドルを支払ったらしいが、キャンセルの理由をまったく知らされていないという。AvramとJacksonの双方は公正な解決に向けて交渉を持ったが、話し合いはすぐに行き詰まった。

証言中、Jacksonはコンサートのキャンセルを否定し、むしろキャンセルしたのはAvramのほうだと主張。陪審員に対して、ミレニアム・コンサートを楽しみにしていたので、少し動揺したことを覚えていると述べた。「とてもエキサイトして、関係者たちとギネスブックに載るんじゃないかって話しました。これまでで最も注目を浴びるイベントになったでしょうから」

裁判を担当したZel Canter判事はJacksonが証言台に立つ前、彼のトレードマークであるマスクをとるよう指示した。その間、取材陣はJacksonの写真をアップで撮影し公表した。

Jacksonは11月14日(木)に再出廷するはずだったが、姿を見せなかった。弁護士のSteve Cochranはうろたえ、判事に対し「申し訳ありませんが、何も聞いていません」と述べている。

Chiam Chad Dougatz (C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報