ジャ・ルール、新作『The Last Temptation』はヒップホップへの敬意

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Ja Ruleは、11月19日(火)に発売された4枚目のアルバム『The Last Temptation』が一見すると傲慢なタイトルだということを理解している。しかし、そのタイトルは何も自分のことだけを意味してるのではないとMurder Inc./Def Jamのアーティストである彼は話す。

Ja Ruleはブレイクダンス、MC、グラフィティ・アート、DJというヒップホップの4つの要素に触れて育った自分の同世代、あるいは年上のヒップホップ・アクト達にもこのタイトルが当てはまるという。アルバムをなぜ『The Last Templation』と名付けたかったのか、彼はこう説明する。

「俺が遊び始めたのはすごく若いときだった。ブレイクダンスやグラフィティ・アートをやったり、電車のなかで騒いだり、DJをやろうとしてね。そんなのが本物のヒップホップ・カルチャーだった。それがまさにヒップホップだったんだ。俺は26だけど、いまラップをやってる奴らのほとんどは俺より若い。だから、そんなことを知らない新しいアーティストがたくさんいるんだ。奴らのせいじゃない。若すぎてブレイクダンスやポッピング、グラフティを描くってことを経験するチャンスがなかったんだ。俺たちはもう、そんなことやらないしな。だからアルバムを『The Last Temptation』って名付けたんだ」

Chink SantanaとIrv Gottiがプロデュースしたアルバムのタイトル曲には、Gwen McCraeの「Funky Sensation」のサンプルが入り、JaのレーベルメイトであるCharli Baltimoreのラップがフューチャーされている。

Ja Ruleのニュー・シングル「Thug Lovin'」はBobby Brownとのコラボレーションで、現在ビルボードのホットR&B/ヒップホップ・シングルス&トラック・チャートの19位。

Billy Johnson Jr., Los Angeles (C)LAUNCH.com
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