U2がゴールデン・グローブ賞のベストソングにノミネート。マドンナ、エミネムらと競う

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U2の「The Hands That Built America」がゴールデン・グローブ賞の最優秀オリジナル・ソングにノミネートされた。この曲はMartin Scorsese監督の新作映画『Gangs Of New York』のサウンドトラックに収録されている。映画は12月20日(金)に全米公開された。

同曲は映画用に書かれたが、11月にリリースされたベスト盤『Best Of 1990-2000』の中にも収められている。また、この曲が最初に発表されたのは、去る5月13日にNYで行なわれたTribeca Film Festivalでのこと。バンドはアイルランドから有線放送を通じてこのナンバーをプレイした。

ヴォーカルのBonoは声明の中で次のように話している。「驚くことに、1曲で1846年から2001年まで移動できるんだ。映画のエンディングにあるMartyによる見事な時間差撮影のおかげで可能になったんだが、過去と現在の真実の顔でいられるんだ……アメリカの中のアイルランド人っていう、自分たちの馴染みの顔にね」

ゴールデン・グローブ賞の最優秀オリジナル・ソング(映画部門)にノミネートされている曲は他に、映画『8 Mile』からビルボード・ホット100でNo.1を獲得したEminem「Lose Yourself」、MadonnaによるJames Bond映画『Die Another Day』のタイトル曲、Nickelodeon TVのアニメ・シリーズをベースにした『The Wild Thornberrys Movie』からPaul Simonの「Father And Daughter」、そしてアニメ『Spirit: Stallion Of The Cimarron』からHans Zimmerの「Here I Am」。この曲はBryan Adamsが歌い、ソングライターのGretchen Petersが詞を共作している。

音楽賞(オリジナル・スコア)では『Rabbit Proof Fence』におけるPeter Gabrielの作品が候補に上がっている。

『Gangs Of New York』は作品賞(ドラマ部門)とScorseseの監督賞、Daniel Day-Lewisによる主演男優賞(ドラマ部門)、Cameron Diazによる助演女優賞、オリジナル・ソング賞の5部門でノミネートを受けている。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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