Klahaの物語を示す道しるべ Part 3

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これから繰り広げられるであろう物語の“始まりへの道標”を示す
Klaha待望の1stアルバム『Nostal Lab』が、ついに完成した。
「ノスタルジックな風景や感情を研究する施設…そこで作り上げられた
“心象”“感情”“開放”3つのプリズム。
そのプリズムを通し垣間見えた姿が、ここには9編の想いとして綴られている」
このアルバムを大きな視点で捉えた場合、6曲目へ収録した「感情プリズム」を境に、
“2つの感情の変遷を描いた物語”へ大別することができる。
レコード盤で言う、A/B面感覚だ。
「アルバムの前半部へは、自分の心の中の動きの中でも、
“内側へ向いた想い”を。そして後半では、
“開放されゆく気持ち”へ比重を向けて作りあげられている」
そんな『Nostal Lab』へと込めた想いをKlaha自身に語ってもらおう…。
プリズムを通し見た、光彩あふれる心象風景たち

NEW ALBUM(通常盤)

『Nostal Lab』(通常盤)
2002年12月4日発売
SZGY-0001 2,800(tax in)
M1:心象プリズム (instrumental)
M2:scape~with transparent wings
M3:太陽の檻
M4:Red Room~硝子の花
M5:penguin
M6:感情プリズム (instrumental)
M7:奇蹟の声
M8:ショコレイト
M9:カメレオンの接吻
M10:サヨナラ
M11:Green~伝えたい想い
M12:解放プリズム (instrumental)



NEW ALBUM(限定盤)

『Nostal Lab』(初回限定盤)
2002年12月4日発売
SZGY-0002 3,000(tax in)
M1:心象プリズム (instrumental)
M2:scape~with transparent wings
M3:太陽の檻
M4:Red Room~硝子の花
M5:penguin
M6:感情プリズム (instrumental)
M7:奇蹟の声
M
8:ショコレイト
M9:カメレオンの接吻
M10:サヨナラ
M11:Green~伝えたい想い
M12:解放プリズム (instrumental)

※初回プレス限定5000枚
仕様:限定盤用特別デザイン、
    ブックレット別バージョン、スリーブ装丁付



IN STORE EVENT(握手会)
2003.1.11(土)石丸電気SOFT 1
17:00~
【問】03-3251-5555 石丸電気SOFT 1

2003.1.13(月・祝)新星堂横浜ランドマーク店
17:00~
【問】045-222-5202
 新星堂横浜ランドマーク店

LIVE
<Nostal Lab~解放プリズム~>
2003.2.19(水)赤坂BLITZ

※<Nostal Lab~心象プリズム>に続く、アルバム『Nostal Lab』のテーマに基づいたプレミアム・ライヴの完結編です。
<Spring Tour>
2003.3.29(土)福岡 Drum Be-1
2003.3.30(日)名古屋 Club Quattro
2003.4.04(水)大阪 Muse Hall


Klahaの物語を示す道しるべ
【第一章】
…そして物語は、響き渡る唄声とともに幕を開けた
【第二章】
~囚われのKlaha/解き放つKlaha~
【第三章】
プリズムを通し見た、光彩あふれる心象風景たち


OFFICIAL WEB SITE
www.klahainfo.com
最新情報、チケット先行発売、会員限定ページなど、盛りだくさんなオフィシャルwebサイト。


■オフィシャルFC
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入会を御希望の方はオフィシャルwebサイトの「入会申込み方法」を御覧下さい
【問】clubklaha@klahainfo.com


幕開けは、オルゴ-ルの音色がノスタルジックな風景を心へと浮かび上がらせる「心象プリズム」から…。

【M1:心象プリズム】
これは“心象風景を具現化するための序章”。実際にオルゴ-ルを作り、そのオルゴ-ルのネジを自分で廻し、録音。ここからが、物語の幕開けです。

続いては、“囚われのKlaha/解き放つKlaha”という二面性を提示した「scape ~with transparent wings~」。

M2:scape ~with transparent wings~】
それは、今の自分の視点から観た“過去の自分”。“自分とは一体何なんだろう”、…自分の存在どころか、自分自身の正体さえつかめていない自分。でも時間は、自分の葛藤する心の答えを待つことなく先へ先へと流れてゆく。そして自分もまた、その答えを見つけ出せないまま、時間の流れに乗りながら進んでいく…。そんな心の中へ閉じ込めてた自分を一度リセットし、解き放っていこう…。今ならそれができるんじゃないか…。

この楽曲の原型は、Klahaの心の中でずっと宿り続けていた澱。それが、ソロとして…つまり“己自身のみを解放してゆけば良い”という答えへ繋がったとき、想いが具現化できたというわけだ。

ここでは、“翼をあげる側の自分”と“翼をもらう側の自分”という、二つの表情として表現。僕の中で二面性はつねに、想いを形勢するうえでの大きなテ-マとなっています

3つめの扉は、荘厳な佇まいを持つ、力強くも麗美な「太陽の檻」を通し、開かれてゆく…。
  
M3:太陽の檻】
ギリシャ神話<太陽の神アポロン>。僕はアポロンの幼少時代を想定し、歌詞を描写。好きなこと、やるべきことをやってるんだけど、何処かでまだ吹っきれてない自分が居る…。一番好きな歌が職業になったとき、やはりそこには檻が出来てしまう…。そんな檻へ囚われた姿を物語風に唄いつつ、楽曲が持つ浮遊感/空中感を大切に表現しています。

メランコリックなスパニッシュ系ギタ-の音色が、情熱的な想いを熱く熱く彩ってゆく…熱情的な姿…花一輪…。そして4つめの扉の先に見えた風景は…。

M4:Red Room~硝子の花~】
この楽曲は、後半に登場する「カメレオンの接吻」と対を成す楽曲。この「Red Room~硝子の花~」では、男性の視点を通し、「カメレオンの接吻」では女性の視点を通し、それぞれの恋の駆け引きを描きあげています。それぞれ“自分だけが勝手に相手を追い求めてる”と思い込んでいる。でも実は、お互いに強く求め合ってることに気づかず、それぞれに勘違いな想いを繰り広げてゆく…。ザッピングして楽しむドラマじゃないですが、同じ1本の物語の中で、2つの視点で感情の揺れが進んでゆく様をぜひ感じ取ってください。

身の丈低いペンギン…それは囚われのKlahaの化身?!
   
M5:penguin】
ソロとして歩む道を決めたとき、一番最初に生まれたのが「penguin」だった。“身の丈低いペンギン”というのは、当時の僕自身のこと。けっして卑屈な意味ではなく、未来への可能性は広がっているけど、でも、今はまだ身の丈低い状態の自分でしかない…。

ピアノの旋律が心地よく跳ねるよう流れる上で、次第に心を解き放ってゆくKlaha。その姿には、愛しささえ覚えてしまう。

自分の本心をここまでリアルに書いたのは本当に初めてだった。しかも変に考え込むことなく、メロディに乗せ出てくる言葉を綴り織っていった…結果、“走ったり転んだり”今までの僕だったら使わないような言葉が、この中にはいっぱい出てきましたね

徐々にみずからの想いを解き放ち、解放しゆく姿へと変貌を遂げていくKlaha。そんな様々な心象風景の光は、「感情プリズム」を通し、さらに“派手やか”に光彩を放ってゆく…。

M6:感情プリズム】
“心象風景”へ光を当てた前半部から、今度はより“感情という光”をプリズムへと照射。そのプリズムを通った光は、想いを吐き出すかのような姿へと変貌してゆく…。おそらくここからは、みなさんが予測を越えたKlahaの姿が、浮き彫りになっていく…。

語るように想いを唄いあげてゆくアカペラ・ヴォイスから新章への導入部は開かれた…。包み込むかのようなストリングスの音色へと乗せ、ノスタルジックかつアバンポップな音の織々の中、Klahaの想いは熱く切なく昇華してゆく…。

M7:奇蹟の声】
この歌は、「penguin」の後に誕生。沸き上がる感情を抑えることなくザ-ッと書き連ねていった結果、主張や弁論めいた僕自身の“素の想い”が綴られていった…。形としては“男女の愛の物語”風に描いてはいるけど。あくまでも本質は、僕自身の素直な気持ち…。それをセリフで語りかけるように歌へと変えていきました。

ほろ苦い…でも、ほのかに甘い憧憬的な景色が浮かびあがってくる、この歌。ノスタルジックな心象風景へ、Klahaはどんな懐かしさを覚えていたのだろうか?!

「その時、その場で導き出された感情のみを詰め込んだ」

この歌をKlahaは、“解き放された感情の一発録り”でレコーディング。その生々しいリアルな声の揺れにも、耳をそばだて聴いて欲しい。

M8:ショコレイト】
これまでのKlahaのイメージで捉えた場合、一番驚きを覚える楽曲になったんじゃないかな。でもこういう表情だって、当たり前に自分の中にある扉の一つ。再び訪れた思い出の場所で口づさんでいる…。前半部では懐かしさを覚えつつ、後半へ進むに従い現実へと想いは戻ってゆく…そんな移り変わりを楽しんでください。

勇壮なホーンの音色が描き出す、スリリングかつスパイムービー風のモダ~ンな情景。ここは妖美な香りに満ちあふれたナイトクラブ?! そしてあなたは相手に合わせ、次々と仮面を変えながらフロアーの上を舞い踊ってゆく…。

M9:カメレオンの接吻】
ブラスの音を活かしたスリリングな風景…でも、本格的なジャズを求めるよりは、ロックなイメージもその中へ織りまぜていきたいと思い、チョット遊んでみました。歌詞も女性の視点から…とは言ってますが、実際に女性が聴いたときにどう感じるのか…とても興味はありますね。

しっとり切々と響き渡るピアノの音色に乗せ心を綴った物語は、優しく唄いあげるバラード・ナンバーとなり、クライマックスへ向かってゆく…。そう、ここは最後の暗転を示す…でもKlahaにとっては、欠かすことの出来ない大切な心象風景…。

M10:サヨナラ】
人との別れ…中でも“死”に対する別れには、何年の時を経過しても納得の出来ない想いが渦巻いている…。現実を見据え、納得しつつも…でも納得出来ない心の揺れ。それを歌へと昇華することによって、自分の心に一つのケジメを付けてゆく…。そう、今の僕が絶対に形にしなきゃいけなかったのが、この歌。それが家族であれ、友人であれ、恋人であれ、“大切な人と永遠に離れてしまった人”なら、とくに共感できる歌になったと思います。

解き放たれたKlahaが手に入れた翼。そして彼は、無限に広がる世界へと向け、高らかに想いを謳歌しながら飛び立ってゆく…。

M11:Green~伝えたい想い】
この楽曲は、“歌い手としての意思表明”を記した歌。この楽曲を通し、僕は今、言いたいことをすべて言い尽くすことが出来た。あとはホント解放された気持ちのまま、飛び立ってゆくだけですよ。

囚われた姿から、解き放さたれ大空へと舞い上がっていった一人の男の物語は、ようやく“Klaha”という名前を手に入れ、力強く新たな一歩を踏み出した…。これまでの物語は、ソロとして歩み出すために…。“心の澱”を分解してゆくために必要だったサイエンス。そして、心を解放したKlahaが最後に通ったのが“解放を得るためのプリズム”そう…。

M12:解放プリズム】
心の中の解放プリズムが廻り、気持ちが解放された…。この後に僕自身が、どんな地へ赴いてゆくのか…。

Klahaが次へと降り立つ地平。その答えは、春頃に届く次の便りを通しお伝えしたい。

Klaha Move'd Navigation Writer
“終わりなく響かせこの声を”
長澤智典

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