クラッシュのジョー・ストラマー、死因は心臓発作

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Clashのシンガー/ギタリスト、Joe Strummerの死因は心臓発作であることが英国の検死官によって確認された。12月24日(火)に行なわれた検屍解剖の結果、50歳のStrummerは12月22日(日)に急性心停止により死亡したことが分かった。解剖を行なった英国・サマセットの検死官Michael Roseは、これは麻薬に関連した死ではないと報告している。

Strummerのレーベルから発表された声明では、彼はイングランド南西部のブルームフィールドにある「自宅で安らかに息を引きとった」という。しかし、BBCはClashのビデオ監督Don Lettsの話をもとに、Strummerは心臓発作で苦しんだと伝えている。

イギリスの外交官の息子としてトルコのアンカラで生まれたStrummer(本名:John Mellor)に、仲間や友人から次々と追悼の意が注がれている。12月23日には彼のオフィシャル・サイトにWhoのギタリスト、Pete Townshendから次のようなメッセージが届いている。「彼のハートはいつも、激しく働きすぎたんだ……彼は最近、すばらしい音楽を作っていた。彼のことはずっと忘れないだろう」

英国の政治的なフォーク・シンガー/ソングライター、Billy Braggは次のように話している。「Clashがいなかったら、パンクの政治的なエッジはどひどく鈍いものになっていただろう」

Clashは来年3月にロックの殿堂入りを果たす。「いつだってパンクロックを信じてるんだ。なぜって、自分自身のために何かをクリエイトするものだからさ」とStrummerは7月に『San Diego Union-Tribune』紙に語っていた。

11月には、Strummerは自らのバンド、Mescalerosによるベネフィット・コンサートで元Clashのパートナー、Mick Jonesと20年ぶりの再会を果たした。StrummerはRolling Stone誌に次のように話していた。「みんな大人になって、文句を言わなくなった。争いをやめて、あるいはその争いがな何だったかさえ忘れているのかもしれないな」

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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