マイケル・ジャクソン、TV出演を拒否。テイタム・オニールは彼を誘惑したというマイケルの話を否定

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Michael Jacksonが『60 Minutes』への出演を取りやめた。『New York Post』紙によれば、先週2月6日に放送されたインタヴュー特番『Life With Michael Jackson』で不正な扱いを受けたと感じた彼は、名誉挽回を望んで『60 Minutes』とインタヴュー収録の交渉をしていた。

しかし、『60 Minutes』のインタヴュアーEd Bradleyとカメラクルーが2月8日(土)、Jacksonの自宅があるネヴァーランド・ヴァレー・ランチに到着した際、取材にあたってJackson側を説得することができなかったという。『60 Minutes』のエグゼクティヴ・プロデューサー、Don Hewittは次のように話している。「彼らはまだ何の準備もできていない。取材がいつになるかは、はっきりとは分からない」

先週の特番『Life With Michael Jackson』では、ナレーションを務めたインタヴュアーのMartin Bashirが、'93年の性的虐待事件でJacksonに有罪が下る可能性があるとほのめかした。番組はまた、子供たちと夜を共にするJacksonのわいせつな面と、ショッピングでの度を越した浪費癖を伝えている。『Life With Michael Jackson』は2700万人が視聴し、現在、ABCが番組の再放送権をめぐって英国のプロデューサーらと交渉中といわれている。

VH1はこの番組を3日間にわたってあと3回放送する予定。放送日時は2月15日(土)午後9時(米東部標準時)、2月16日(日)午後8時(米東部標準時)、2月17日(月)午後10時(米東部標準時)。これに加えてVH1は、『Living With Michael Jackson』が話題になる以前に制作されていた、Jacksonの生活についてのTV映画を放送する計画があるという。同ネットワークは'04年初めの放送を見込んでいる。

関連ニュースでは、Jacksonが『Living With Michael Jackson』の中で、女優のTatum O'Nealに誘惑されそうになったと述べてことについて、彼女がその事実を否定した。39歳のO'Nealは、Jacksonと甘い関係になったことはなく、誘惑しようとした事実もないと話している。

O'NealはNBC Newsにこう語っている。「Michaelが私の自宅に来たことはあるけど、その時は父も家にいて、私は12歳だったのよ。誘惑するほどませてるはずないし、彼が言うように世間ずれしてもなかったわ」

Jacksonと同様、O'Nealも幼い頃から脚光を浴びていた。彼女は10歳の時、父親であるRyan O'Nealの相手役として初の映画『Paper Moon』に出演。この役でアカデミー賞最優秀助演女優賞を手にした。17歳の頃には『The Bad News Bears』『Nickelodeon』、10代の青春映画『Little Darlings』に出演している。

Donna Robinson, New York; Gary Graff, Detroit; and Sofia Fernandez, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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