グレイトフル・デッドのメンバーによる“ザ・デッド”がバレンタインデーにライヴ

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Grateful Deadの生き残りのメンバーたちがバレンタインデーの2月14日、新たな名前のThe Deadとしてファンにパフォーマンスのプレゼントを贈った。Bob Weir(G)、Phil Lesh(B)、パーカッションのMickey HartとBill Kreutzmannの4人は、シンガー/ギタリストのJerry Garciaが亡くなったことを受け、'95年にGrateful Deadという名前を封印。過去4年半の間、Grateful Deadの曲から名前をとったOther Onesとして、さまざまな形態で活動していた。彼らは今週初め、そのグループ名を捨て、新たにThe Deadとして活動することを発表。Weirは、長い間一緒にプレイしてきて良かったのは、グループでいろいろな曲を作れたことだと語っている。

「それらの曲を愛してるんだ。他のものを愛するのと同じくらい深く愛している。しばらくそういった曲をプレイできなかった時期があった。なぜなら……感情的にできなかった。準備できなかったんだ。その次は、あまりにも寂しくて、昔の曲から新しいものを引き出そうとすると、いつも、ぼんやりと霞がかかってしまう……いまだにそうだよ」

The Deadのメンバーは他にJimmy Herring(G)、Rob Barraco(Key)、Jeff Chimenti(Key)。 昨年秋のツアーにはシンガー/ギタリストのSusan Tedeschiが参加したが、正式なメンバーとはならない見込み。

The Deadは今年の夏、北米ツアーを行なう予定。日程は未だ発表されていない。

彼らは新しいグループ名の発表に伴い、サンフランシスコのWarfield Theatreでライヴを行なった。ここはOther Onesが'98年6月4日に最初のライヴを行なった場所。コンサートの収益金はRex Foundation、Unbroken Chain Foundation、Further Foundationを含むDead関連のチャリティ団体へ寄付される。

Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com
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