マイケル・ジャクソンのインタヴュアー、舞台裏の映像で矛盾が明らかに

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Martin Bashirによるスキャンダラスなドキュメンタリー番組『Living With Michael Jackson』に応え、Jacksonが独自に制作したインタヴュー映像が2月20日(木)、Maury Povichが司会を務めるFOXの特番で放送された。同番組『The Michael Jackson Interview: The Footage You Were Never Meant To See(放送するはずじゃなかった映像)』は、Bashirの取材中にJacksonの専属カメラマンによって撮影された映像をフィーチャーし、Jacksonの友人、家族、元妻Debbie Roweのインタヴューも収められている。

この特番の編集を担当したのはJacksonではないが、番組は今月初めに放送されたBashirのドキュメンタリーにおける問題発言を払拭しようとしている。20日に放送された舞台裏の映像では、Jacksonの子供の接し方について、Bashirの発言には矛盾があるようだ。

司会のPovichは、『Living With Michael Jackson』の中からBashirがJacksonの子育てを非難した「子供たちには自由がありません。過保護すぎるのです。私は彼らが苦しめられていることに腹を立てています」という発言を取り上げ、次にBashirが「あなたと子供たちとの関係はすばらしい」とJacksonを褒めている映像を放送。Bashirはこの中で「実際、彼らと一緒にいるあなたの姿を見ると涙が流れてきそうです」と話している。

番組の後半、BashirはMichaelに「あなたがアーティストで、すばらしい音楽を提供するのが仕事なら、なぜ人々はあなたのことを騒ぎ立てるのでしょうか?」と訊ねている。

これに対しJacksonは「成功すると、みんな嫉妬するようになる。誤解されるのは辛いよ。みんなを元に戻そうといくら努力しても、真実とはほど遠い見方がいつも存在するんだ」と答えている。

インタヴュー中、Jacksonの元妻のDebbie Roweは、子供たちの顔を伏せたのは彼女の考えだったことを明らかにしている。「子供たちの顔を伏せたのは、間違いなく私がしたことよ。彼の要求ではないわ。Michaelは子供たちをとても誇りに思っている。私は恐れているの。誰かが子供を連れ去ろうとしているんじゃないかって」

Nick Tsolkas, New York (C)LAUNCH.com
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