【第45回グラミー賞】ディキシー・チックス、3つの受賞を家族で分かち合う

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The Dixie Chicksは今年のグラミー授賞式で、賞とパフォーマンスの両方で大きな勝利を収めた。彼女たちは、最優秀カントリー・アルバム(『Home』)、最優秀カントリー・インストゥルメンタル(「Lil' Jack Slade」)、最優秀カントリー・グループ(「Long Time Gone」)の3部門を制覇。またパフォーマンスでは、Stevie Nicksが作曲したFleetwood Macの名曲「Landslide」を披露し、観客を楽しませた。

最優秀カントリー・アルバムを受け取る際、Natalie Mainesはお決まりの挨拶とともに、父親の果たした役割についても口を開いた。「よく“これってどんどん古くなるっていくんじゃないの?”って馬鹿げた質問をされるけど、そんなことはないわ。古くなることはない。このアルバムは私達と堅く結ばれたものだし、私達がほんとに誇りに思っているものだから。それに、これは私達が初めて共同プロデュースに携わって出来たものなの。私の父、Lloyd Mainesとの作品なのよ(拍手)。グラミーでどれくらい父と娘が一緒に受賞したことがあるのか、記録を調べてみたいわ。すごくエキサイトしてる」

バックステージに戻ったEmily RobinsonとMainesは、受賞がどのような意味を持つか、改めて考えてみる時間があったようだ。「まだゲームの途中だってことを思い出させてくれたわ。だって毎年過ぎていくし、その度にみんなに忘れられちゃうかもって思うでしょ? 私達、子供を産んだりして、休みをたくさんとるもの。だから……」と、Robinsonが話すと、Mainesも「このアルバムをこの上なく誇りに思ってるの。だから、このグラミーもこの上なく誇りに思うわ」と話していた。


【第45回グラミー賞 各部門の受賞者リスト】

 主要部門/ポップ/ロックの受賞者

 R&B/ラップ/カントリー/ジャズの受賞者

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