マイケル・ジャクソン、未放送映像の差し止めを求めてTV局を提訴

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Michael JacksonがGranada Televisionに対し、未だ放送されていない映像の放送差し止めを求めて訴訟を起こした。同TV局は数週間前に話題のインタヴュー番組『Living With Michael Jackson』を放送。その後すぐにJackson側から“裏切り”と“プライバシー侵害”と糾弾されていた。Jacksonは、最終的に放送された映像が、インタヴュアーMartin Bashirの偏った見方しか伝えていないと非難。8カ月間におよぶ取材中にJackson側が独自に撮影した映像の中で、BashirはJacksonと子供たちとの関係を“すばらしい”と褒め讃えているという。

『Living With Michael Jackson』は'93年の性的児童虐待容疑について、Jacksonにメリットがあったことを強くほのめかしている。Jacksonに対する告発は、さまざまな性的虐待を受けたとされる13歳の少年の家族に、およそ1500~2000万ドルが支払われた後、取り下げられた。

ロンドンの高等裁判所は2月28日(金)にJacksonの主張を聴聞する予定。Jacksonは法的な問題が解決するまで、未放送の映像を第三者のもとに保管することを求める見込みだ。彼はまた、すべての映像の著作権についてもGranada社を訴えるつもりで、カメラを近づけないよう要求していた子供たちの映像を、同社は契約を破って放送したという。

著作権問題に関してGranadaのスポークスパーソンは「そのような主張には断固として抵抗する」とBBCに語っている。

2月17日に放送された『Dateline NBC』のインタヴューでは、'93年の性的虐待事件で主任を務めた捜査官、Bill DworlinがJacksonの寝室について次のように話していた。

「Michael Jacksonの寝室に入ると、そこはまるで13歳の寝室のようだった。13歳の子が興味を持って遊ぶような物がたくさんあった……13歳の子が好むゲームやさまざまな物が。このタイプの遊び道具は以前にも見たことがある。この種の物は、これまでに私が足を踏み入れた何百件もの家でも発見されていて、子供が興味を示して、彼らを家に誘う道具だが、同時に児童に性的興味のある大人が興味を持つ物でもある」

Donna Robinson, New York (C)LAUNCH.coom
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