ディクシー・チックス、ブッシュ批判のコメントで全米に波紋広がる

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Dixie ChicksのNatalie Mainesはブッシュ大統領に対する否定的な声明について公に謝罪した。だが、全米では未だ抗議が続いており、グループのCDを公然と破壊することをはじめ、彼女たちの音楽をボイコットする動きが出ている。

AP通信によればルイジアナ州ボージャーシティーでは、3万3000ポンド(約15トン)のトラクターでDixie ChicksのCDやほかのアイテムが粉砕された。さらに、米国のさまざまな都市のラジオ局が怒ったリスナーの要求により、プレイリストから彼女たちの曲を削除しているという。あるラジオ局は憤慨したファンのために、Dixie ChicksのCDが捨てられるようオフィスの外にゴミ箱を設置した。

Mainesは先週、ロンドンのコンサートで、観衆に向かって「みんな、わかってると思うけど、私達はテキサス出身のアメリカ大統領を恥ずかしく思ってるわ」と話した。しかし、その後に声明を発表し、その中で「アメリカ市民として、私がした発言は尊敬を欠くものであり、ブッシュ大統領に謝罪します。大統領の職務には、その人が誰であれ、最高の敬意を払うべきです」と謝罪した。

Margy Holland, Nashville (C)LAUNCH.com
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