ジョージ・ハリソンの未亡人、元義弟との訴訟で示談を希望

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弁護士によると、George Harrisonの未亡人、Olivia Arias Harrisonは、夫の遺産から思い出の品々を盗んだとして元義弟を訴えていたが、示談による解決を望んでいるそうだ。

示談の条件は明らかにされていないが、弁護士は示談が成立するか、Olivia Harrisonが裁判で勝つかのどちらかだと自信を見せている。'02年1月、彼女は元義弟のCarl RolesがHarrison家の財産を不当に所有し、'01年11月にGeorgeがガンで亡くなると、24時間もたたないうちに売却しようとしたとして訴えていた。

Rolesはこれに対し、盗んだとされている品は20年以上も前から自分が所有していたと応えている。彼は'70年代にOlivia Harrisonの妹Lindaと結婚、2人はロサンゼルスにあるHarrisonの家の管理人を務めるかわりに、その家にただで住むことを許されていた。訴状によると、'80年に地すべりによって家屋が壊れたあと、Rolesは洋服やレコードの入った箱を盗んだという。そして、George Harrisonの死後、Rolesはアリゾナのジャーナリストと接触し、それらの品を売ろうとしたといわれている。

Rolesはこれらの告発すべてを否定し、自分にはそれらの品々を家から持ち出す正当な権利があり、売ろうとしたことは一度もないと言っている。しかし、訴状によれば、彼は“GH stuff”(GH関連)と書かれた箱10個を運び出し、コレクターの1人に見せており、実はそれはFBIの覆面捜査官だったという。Rolesは'02年2月、ロサンゼルスの判事によって、Harrionの遺産を売却することを一切禁じられた。

Rolesはこの件に関してコメントしていない。

Bruce Simon, NY, and Darryl Morden, LA (C)LAUNCH.com
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