最新沖縄サウンド特集2003~インタヴュー from STREET SOUNZ

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満を持して登場する、もう一人の南国歌姫

沖縄芸能のサラブレッドが、芸にのめりこんでいく過程――


プロフィール

'99年に母・明美とともに初アルバム『でぃぐ』をリリース。'00年にはサミット記念の沖縄芸能派遣団の一員としてロシア、フランス、イタリアツアーに参加するなど、次第に活動の幅も拡がった。

そして、これまで4回ゲスト出演したゴンチチ・コンサートをきっかけに、今春、歌手としての新たな一歩を踏み出す。3月26日に沖縄で先行発売され、5月末には県外発売、夏過ぎにメジャーデューが予定。

※仲田まさえのアーティストページはこちら



仲田まさえの祖母は、沖縄喜劇の女王・仲田幸子。母、叔母も舞台女優として活躍する芸能一家だ。

しかし、まさえは芸能の世界にはさっぱり関心のないまま育ち、「高校を卒業したら東京に出たい」と思っていたそうだ。 だが、家族の猛反対に太刀打ちできず断念。

――そんななか、母親のピンチヒッターで「立っているだけでいい。お小遣いをあげる」と言われ、舞台に立ち、そのまま祖母の劇団“でいご座”へ入団する。

入団してからもなぜか「まさえは100%でなくても、20%で大丈夫」とか「なんとかなるよ」と妙な激励のされ方ばかりで、誰一人として「もっと練習しなさい」とは言わない。それがかえって彼女を不安にし、自発的に琉球舞踊や三線を習い始めることに。

「何もできない自分なのに、喜んでくださるお客様がいて、とても申し訳ない気持ちになりました。また、自分が出ることで劇団の芝居を壊しているような気もして…」

遅くスタートした分、人一倍、努力した。ウチナー芝居にのめり込んで10年。そのがんばりの成果が、劇団の3代目看板娘としての今の地位につながり、最近では劇団員の中で一番安心して観ていられると評されるほど、実力を身につけてきた。

●インタビューの続きは →
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