ジム・モリソンと未亡人の両親らが新生ドアーズを告訴

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The Doorsのフロントマン、故Jim Morrisonとその未亡人Pamela Coursonの両親らが、新生Doorsを相手取って訴えを起こした。4月23日(水)、GeorgeとClaraのMorrison夫妻は、ColumbusとPearlのCourson夫妻を伴い、現在のメンバーであるRay Manzarek、Robby Krieger、CultのヴォーカリストIan Astburyに対する訴訟をロサンゼルス上級裁判所に提出。バンドにおける故Jim Morrisonの権利25%を共同所有するMorrisonとCourson側は、“The Doors”のバンド名の使用差し止めを求めているほか、類似名称やロゴ、そして音楽を彼らの同意なく使うことも禁止すると訴えている。

さらに両夫妻は、自分たちがJim Morrisonの詩と肖像の唯一の管理者であり、許可なくこれらが使用されたと主張。不特定の損害賠償のほか、弁護士/裁判費用の支払いを要求している。Doorsのスポークスパーソンは今回の訴訟を把握しておらず、コメントできないとしている。

新生Doorsは他にもいくつかの訴訟を抱えている。オリジナル・ドラマーのJohn Densmoreが2月、Manzarek、Krieger、Astbury、The PoliceのドラマーStewart Copelandらに対し、バンド名の使用差し止めを求めた。Densmoreはビジネスが伴う行為には全関係者の同意がなければならず(彼自身とMorrison、Coursonらはもちろん同意していない)、オリジナル・メンバーだけがバンド名を使用できると主張している。その後、さらにCopeland自らもバンドを提訴、自転車事故で腕をケガしたため、Ty Dennisとドラマーを交替させられたと訴えた。彼は口頭契約違反を主張し、100万ドル以上の損害賠償を求めている。

現在Doorsのメンバーは“The Doors Of The 21st Century”という名称でツアーを続けている。4月25日(金)はボストンのOrpheum Theatreでコンサートを行なう予定。

(C)LAUNCH.com
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