愛に狂う女の心を歌う「Love Addict」 スペシャル・インタヴュー

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中島美嘉 …2003年 春 20歳  “愛”に狂う女の心を歌う
数々のヒットを飛ばす中で、常に前傾姿勢を崩さない中島美嘉の新作は、ジャケットからもドキッとしてしまう大人の色気が漂う「Love Addict」。タイトルどおり、愛に狂う女の気持ちを表現した今作は、中島自身が作詞を手掛けている。
曲は、クラブミュージックを常にリードする大沢伸一(MONDO GROSSO)が提供したワルツのような軽快さのあるジャズ・サウンド。 そんな難しい曲に対しても、なんの気負いもなく果敢にチャレンジし、堂々とそして華麗に歌いあげた。
中島美嘉の新境地とも言うべきこの作品に、彼女はどうチャレンジしたのか。直接話を訊いた。

 




●初ツアーを終えての感想
●「Love Addict」を作る上でのイメージ
●歌詞と自身の恋愛感
●今後チャレンジしたいこと



……などなど、語ってくれました。
もちろん、BARKSユーザーへのメッセージもあります!


 
<上記の映像インタヴューをうけて…>
――新曲の「Love Addict」は、前作の「愛してる」とは違って刹那的な、そんなにハッピーじゃない愛を歌っているように感じたんですが、詞を書く上でテーマにしたことはありましたか?

中島:特にはなくて、音を聴いてイメージしたことを書いてるんで、そんなに気合いを入れて“こういうことを書こう!”っていうタイプじゃないんですよね。いつのまにか思いついて、いつのまにか書くことがすごく多くて

――今回はジャズですね。

中島: はい。レコーディングは全体的に楽しかったんですけど、サビのところとか詞を書き直したりもして、途中、すごく難しかったから本気で“困ったな”とかも思ったんですけど。

――そういう時に自分の支えになるものって?

中島: やっぱり達成感ですね。“これをやり遂げたら、どんな歌でも歌えるだろう”って。そう思いながら全てに向かっていく感じですね。

最新シングル

『Love Addict』

Sony Music Associated Records
2003年04月09日発売
AICL-1413 \1,365(tax in)

1 Love Addict
2 Be in Silence
3 aroma(live)
4 Love Addict(Yukihiro Fukutomi Mix)
5 Love Addict(Instrumental)

――今回は特に、ジャズでありワルツのようでもあり、すごく歌うのも難しそうな印象を受けますが。

中島: 私にとって歌は全部、難しいですからね。だから、“このジャンルは難しいから歌わない”とかじゃなくて、全部難しいんだからとりあえずやってみろっていう(笑)。“何だってやってみようよ!”って感じですかね。

――「愛してる」「Love Addict」と“愛”について歌った曲が続いてますが、今後も“愛”を歌いますか?

中島: そうですね、飽きるまで(笑)。私、いつも急にいろんなことがやりたくなるんですよ。それだけなんですけどね。

――けど、歌うことに関しての情熱とか、芯の部分の強さはありますよね。

中島: んー、“勢い”と“気合い”と“根性”だけでここまできましたからね。“やるしかない!”ていう。

――アハハハハ! これからもその3つでいきますか?

中島: うん。とりあえずはそれで(笑)。
 

 3つのキーワードと共にさらに中島美嘉に迫る!

性格
――中島さん自身は例えば、“ファンの人に自分のどんなところが受けてるんだろう?”とかって考えたりします?

中島:
どーなんですかねぇ。でも私ってすごいマイナス思考なんですよ。あまのじゃくだから言うことは結構、キツいんですけど(笑)、ライヴ中とかもファンの人に謝っちゃうし。“ごめんねぇ~”とかって。だから、“どこがいいんだろう?”って知りたいけど、知るのが怖かったり。“好きだ”って言われるとすっごく嬉しいんだけど、どこかでプレッシャーを感じたりして。


――ちなみに、私の周りにいる中島さんファンによると、“けなげに一生懸命やってるところが好きだ”と。

中島:あら……、恥ずかしい(照笑)。

――(笑)それと、“媚びてないところがイイ”という意見もありました。

中島:
それよく言われるんだけど、でも媚びてるよ。ってウソウソ(笑)。"媚びる"っていうのがどういうことなのかよくわかんないんですよね……。

――相手の顔色をうかがったり、“こうしたほうが売れる”って言われたらホイホイ方針を変えちゃうとか。

中島:
あ、それは無理ですね。例えば、“こうやったら売れるんじゃない?”って言われたことが、自分にとって好きなことであればもちろんやらせてもらうけど、“これをやったら美嘉のプラスになるよ”って言われたら、美嘉のプラスになるだけなら、やらない。私は私のためだけにやってるわけじゃないから。例えば“ごめん、この仕事やってもらわないと私が困るんだ”って言われたら“じゃあ、やるよ”ってタイプだけど。

――自分をないがしろにしてるわけじゃなく?

中島:
うん。おもしろくないんですよ。 何なんだろう…? でも小さい頃からそうですね。もちろんわがままを言わせてもらう時もあるし、自分の中で曲げれないものがあると、それは言うけど。…性格かな。性格ですね。ごめん、ひと言でまとめちゃった(笑)。
LOTUS
――曲のタイトルやファンクラブの名前もそうですけど、中島さんの周りには“LOTUS”って言葉がたくさんありますよね。何かキーワードになってるんですか?

中島:
あの、好きなんです。蓮の花とか睡蓮とかが好きで。

――蓮は泥とかあまりキレイじゃないところに咲くんですよね。

中島:
うん。っていうより、何なんですかね? 花の“元祖”って感じがするからじゃないかな。蓮とか睡蓮って、妙に色気づいてないというか(笑)、チューリップとかもキレイだけど、加工されてる感じがして。何かね、人間の手が加わってるのが好きじゃないんですね。でも睡蓮はそうじゃないでしょ?

――よりナチュラルなもののほうが好きですか?

最新映像集

『FILM LOTUS II 』

発売中 AIBL-9054

ライヴ映像が収録されているビデオクリップ集。こちらのジャケットにも蓮と共も美嘉ちゃんが佇んでいる!
中島:
そうですね。私、全てにおいてナチュラルっていうか、素朴なものがいいというか。

ライヴの時も、ステージの上に置くものとかライトとか少なくしてって再三、言ってたんですよ(笑)。人間と楽器だけでいいんじゃないかなって思うし、セットとかって言われると、“そんなことしなくても大丈夫だから”って。“気つかわないでください”って感じで(笑)。必要最低限のものがあればいいと思うから。それは全てにおいてそうかもしれないですね。

表情
――ジャケット写真や雑誌に載ってる写真とか、シブい表情が多いですよね。

中島:
ん? シブい……?


――大人っぽいというか、こう眉間にシワを寄せてるような険しい表情のものもあったりして。

中島:
そうですか~? あ、でも笑わないイメージあるかもしれないですね。本当はものっすごい笑うんだけどね(笑)。

でも確かに“笑って”って言われると“何で?”って思ったりするから、苦手は苦手なんですけど、頑張って笑った写真が選ばれなかったりするとちょっと切なかったりするんですよね(笑)。


――あはははは!

中島:
でもそのお陰で得してるところもあって、ライヴとかで笑うと、“わー! 美嘉ちゃん笑った!”って(笑)。“美嘉だって笑うよ!”、“手も振るよ!”…って思うんですけど。

――そういえばTV番組「さんまのまんま」に出られた時も普通にしゃべってたし、笑ってたし。

中島:
うん、私はああいう番組好きですよ。あの時、すーっごいおもしろかった! あ、自分じゃなくてさんまさんがね。

――これからもいっぱい出てくださいよ。

中島:
フフッ、それはどうかな~?(含み笑)。







取材・文●梶原有紀子

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