訴訟続きの新生ドアーズ、スチュワート・コープランドの裁判が和解

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Stewart CopelandがThe Doors 21st Centuryを相手に申し立てしていた裁判は、“友好的”に和解したと、6月3日(火)、バンドの広報が声明を発表した。

PoliceのドラマーCopelandは、昨年、再結成されたDoorsでプレイしていたが、今年の初めにTy Dennisに交代させられた。これを不満としたCopelandは4月に、契約の不履行を訴え100万ドルを請求する裁判をLAで起こしていた。Dennisは当初、マウンテンバイクに乗っていて肘を怪我したCopelandの一時的な代役だと思われていたが、バンドはこの交代を永続的なものにした。示談の内容については公開されていない。

DoorsのRay Manzarekは、ドラムを変えたのはCopelandの怪我とは関係のないことだと話している。「Stewartには、神秘性がない」とManzarekは言う。「彼はミステリアスじゃない。(ギタリストの)Kriegerと僕がメロディで戦うのをサポートしてくれるような神秘的なドラマーじゃないんだ。僕たちは、良質で安定し、神秘に包まれたミステリアスなリズムの上を浮かんでいたいのに、Stewartはものすごく、あわただしいんだ。リラックスできないんだよ」

Manzarekは、彼とKriegerは Copelandに訴えられ驚いたと付け加えている。「だって、“聞いてくれ、君は素晴らしいけど、これじゃ上手く行かない。感謝してるよ。付き合うのは止めよう”って言ったら、彼は“ああ、いいよ”って言ったんだ。それが1週間したら、“訴えてやる”だからね。“えっ(笑)、いいよ。じゃあ、付き合うの止めるのは止めるよう”ってことだよ」

The Doors 21st Centuryは、ほかにも2つの訴訟を抱えている。ひとつは、オリジナルのドラマーJohn Densmoreがバンド名の使用禁止を求めていたもので、これは先月却下された。もうひとつは、亡くなったシンガーJim Morrisonの両親や義理の家族が起こしているもの。新バンドにはMorrisonの代わりに、CultのIan Astburyが参加している。

The Doors 21st Centuryの次の公演は、6月20日にミシガン州のクラークストン、DTE Energy Music Theatreで行われる。

(C)LAUNCH.com
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