脳卒中で倒れ入院中のルーサー・ヴァンドロスに回復の兆し

グラミー獲得シンガーのLuther Vandrossが集中治療室から解放された。NYの『Daily New』紙によれば、容態は安定しているという。

Vandrossは４月16日、マンハッタンの自宅アパートで倒れて意識不明に陥った。以来、NYプレスビテリアン病院のヴァイル・コーネル医療センターで集中治療室に入っている。また、Vandrossは肺炎に感染し、入院中に気管切開を施したという。

Vandrossのビジネス・マネージャー、Carmen Romanoは同紙に次のように語っている。
「彼は日毎に反応が良くなっている。現代の奇跡を見ているようだ」

Vandrossの家族は先週、彼は言葉を口にし、もう人工呼吸器は必要なくなった、とAP通信に語り、回復に向かっていることを示唆した。

Vandrossの広報担当は、脳卒中による長期的な傷害については未だ安心できず、最終的にリハビリ施設へ移すようになるだろうと話している。

Vandrossの15作目『Dance With My Father』は６月10日（火）にリリースされた。

Vandrossの友人、Jeffrey Osborneは先日、彼についての思いを次のように語ってくれた。
「彼はこれまでに出会った中で、最もすばらしい声の持ち主のひとりだ。あんな声の持ち主はほかにいないよ。Lutherのことは僕がよく知っている。一緒にプロジェクトをしようと思っていたんだ。僕とLutherとJames Ingramとでね。彼がこんなことになってしまって、とても悲しい」

(C)LAUNCH.com

※日本での発売予定日は７月９日