オーシャン・カラー・シーンのシンガー、同性愛カミングアウトを語る

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Ocean Colour Sceneが、ニュー・アルバム『North Atlantic Drift』を7月7日(英国発売)にリリースした。これはバンドにとって2年ぶり、6枚目のスタジオ・アルバムとなる。

バンドのフロントマンSimon Fowlerは、バンドが成功を迎えている'98年、英タブロイド紙に同性愛者だと暴露されたことがある。先日、英『Daily Mirror』紙のインタビューを受けたFowlerは、当時のことを思い起こしこう話している。

「元ドラマーのKarenをクビにしたとき、彼女が言い出したんだ。彼女が僕のことを好きだったなんて思いもよらなかったよ」とFowlerは言う。「そのときは衝撃的だったよ。バンドのメンバーや僕の周りにいる連中は、みんな、僕がゲイだって承知してたけど、僕の両親は知らなかったんだ。その後、両親に会いに行ったら、彼らは僕のことをただ抱きしめてくれた。自分の人生の中で最も素晴らしい出来事だったね」

バーミンガム出身のOcean Colour Sceneは、'92年にデビュー。レコード会社やプロデューサーと揉め、その後4年間はバンドとしての活動を休止していた。しかし、レコード会社を移籍して発売された2ndアルバム『Moseley Shoals』('96年)が有名なラジオ・ディスクジョッキー、Chris Evansに気に入られたのをきっかけに大ヒット、一躍、シーンに躍り出た。

『North Atlantic Drift』は先週の英アルバム・チャートで14位に初登場。バンドは9月4日から、UKツアーをスタートする。

Ako Suzuki, London
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