ファボラス、不当逮捕でニューヨーク市を提訴

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MTV.comによると、ラッパーのFabolousが不当逮捕で500万ドルを求め、ニューヨーク市を訴える構えだ。3月24日にマンハッタンのウェブスター・ホールでパフォーマンス後に逮捕されたFabolousは、不法銃器所持で告発された。

警察は、Fabolousと4人の仲間が乗っていたヴァンから装填された9mm銃を発見。会場の警備員が、金属探知器を通過する前にFabolousの仲間の一人が車中に銃を置くのを目撃し、警察に通報した。

逮捕当時、Fabolousの弁護士Alberto Ebanksは、銃はボディガードのRoger Renrick(42歳)のものと話していた。Ebanksは、Renrick本人が銃の所有を認めていることから、Fabolousに犯罪の責任はないと説明。検察へ渡された書簡では、Fabolousの経歴にマイナスの影響が出るとし、告訴を取り下げるよう要請された。「今回の不当逮捕は、彼のイメージを傷つけるもので、現在および当面の活動に影響を与え、また、今後の長期的な彼の市場性と潜在的な収益にマイナスの影響が出る」とEbanksは述べている。

Ebanksは、Renrickが銃の所有者である証拠を書簡に同封したが、検察側は裁判の手続きを進めてしまった。結果、Fabolousは6月に主張を申し立て、市に対して提訴すると通告。MTV.comによると、Fabolousは不当拘留、不当逮捕、警察の職権乱用、不当告発、権力および手続きの乱用、市民権侵害、適法に則した捜査の不履行、意図的な精神的苦痛の加重、意図的でない精神的苦痛の加重、ニューヨーク州法と米国憲法修正第4条、第5条、第14条に準じた市民権の侵害でニューヨーク市を提訴するという。

Fabolousは以前、1月16日に銃器所持で逮捕されたことがある。彼の乗車していたSUVが、NYブルックリンのベッドフォード・ストイヴェサント地区で信号無視のため警察によって停止させれ、車中から2つの銃が発見された。これらの銃器保持に関する告発は、ブルックリンの裁判所の判断によって3月に棄却されている。

(C)LAUNCH.com
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