「川の流れのように」をカヴァーして話題の椿、インタヴュー映像&PV試聴!

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終わらずに続く……、やってみることに意味があることを感じた


渋谷クラブHARLEMのレーベルからリリースしたコンピレーションへの参加や
1stアルバム『彼方へ』などで話題となった、椿
力強い歌声だけでなく、女性らしい包容力ある優しい響きが、彼女の歌にはいつも漂う。

そして今回、メジャー第一弾としてリリースは、美空ひばりの「川の流れのように」をカヴァー。
彼女は、力を入れすぎずにこの名曲を自然な形で歌い上げた。
クラブでの経験をもとに、またひとつ、新たな階段を登り始めたシンガー、椿に迫る。

自分っていうジャンルを大事にやっていきたいですね

PVを一挙公開!!!

最新作「川の流れのように」



「FRIENDS」


Harlem Recordingsからの
1stアルバム『彼方へ…』の表題曲の
フルPV

最新シングル

「川の流れのように」

東芝EMI
2003年8月20日発売
TOCT-4515 1,100(tax in)

1 川の流れのように
2 FRIENDS
※金曜23:15~テレビ朝日系TVドラマ
「特命係長・只野仁」主題歌



【present】

夏に涼しげな黒と白のスカーフを、なんと3名様に
プレゼント!!! 

詳しくは画像をクリック!!!
インタヴューやBARKSの
ご意見・ご感想と共に
ご応募ください!
※全ての画像と文章の無断転用を禁止します。

椿さんのインタヴュー映像。
原稿で書いてないこともいっぱい語ってもらってます!
――今回のシングルの前に、渋谷HARLEMから作品を出していますが・・・そのきっかけは?

ダンスと歌のオーディションをうかるつもりでうけて(笑)。それを気に地元の九州と東京を行ったり来たりするようになってクラブに行くようになったんです。まあフラッと知り合いとHARLEMに行く機会があって、その時のインスピレーションで、ここで自分の曲を流せたらいいなって

――そのインスピレーションはどんなところだったんですか?

HARLEMにいると心地よかったんですよね。まあ、シンガーやラッパーだったり、ダンサーだったりそういうの関係なしに楽しめる場所かなって。来てる人たちと、やっている(プレイ)してる人の距離感がない。みんな一緒でみんなが主役、全員で発信してる感じがすごく好きで。だからコレかなって

――椿という名前の由来は?

表に立っていろんなものを表現していく上で、思ったこと、感じたことを何でもストレートに表現できるような強い名前が欲しいなって。あとは花の名前がよくて、一番寒い冬を乗り越えてから咲く強い花っていうところに惹かれて椿にしたんです。これもたまたまなんですけど、実家の近くに町の展望台に椿がバ~ッと咲く名所があって、そこに家族とよく行ってて、思い出のある花っていう感じです

――そして今回は美空ひばりさんの名曲「川の流れのように」をカヴァーしてのメジャー・デビュー。かなり驚きました。

数年前にこの曲をデモテープの中で歌ってたんですよ。それがきっかけでHARLEMで歌うようになったんですね。だから今回1stシングルで「川の流れのように」をカヴァーしたのも自然の流れなんですね、その時身近にいた人はみんな私がこの曲をカヴァーしているの知ってるし。これをカヴァーしてなかったら今の自分はなかったかもしれない

――この曲の魅力は?

初めて歌った時期っていうのが、一番自分が悩んで思考錯誤していたときだったんで、そのときに自然にたどり着いたんですよね。最後の歌詞で<青いせせらぎを聞きながら>ってところがあって、終わらずに続いてるってところにグッときたんですよ。いろんなことがあるのは当たり前、そんなもんなんじゃないのかなって。そんな楽しいことばかりじゃないだろうし、それでもやってみることに意味があることを感じたんですよね

――カップリング「FRIENDS」は一曲目と対象的にクラブ対応ですよね。

クラブって、壁がないっていうか、みんなが発信してる感じで、それがエネルギーになっていますよね。クラブで歌い始めて、今があるので、もう一曲収録できるんだったら、キャッチーでみんなも歌える、なじみやすい感じにしたいなって思って

――KOHEI JAPANのリリックが、この曲を親近感のあるものにしていますね。

KOHEIさんってリリックが日常的に感じられるんですよ。自分にないものを持ってるからその世界観が欲しいかな~と。自分は言葉で表現して伝えるのが苦手な方なんで、日常的っていうよりは、「何々のように」とか比喩的なものが多いですね

――今後、椿さん自身がラップをする可能性はあるんですか?

ラップは嫌いじゃないですよ。HARLEMのコンピ(『HARLEM ver.1.0』)でクラーク(・ケント)さんとやってる曲(「PLAYING GAME」)が椿として初めての曲なんですけど、あれも歌っていうか、語りに近い部分があるんですよ。ラップとまでは言えないけど、しっかり譜面に割れないっていうか、グルーヴ感だけで歌っている感じだから。一発目でそういうのをやってるからラップにも興味はありますね

――椿さんはその他にも写真とか、ダンスとかいろいろやってますよね。

いろいろ試行錯誤している時期に、一個のことから全てがうまくいかない時期があって。HARLEMと出会う前の話なんですけど、どこから自分を発信させようかなって思ったときに、写真とかなにか視覚的なところから表現したいなって思って、そこから撮りだしたんですよ。もともと油絵とか絵が好きで、最近はデザインっぽいものも興味があるますね。ダンスも同じで、すごくソウルフルなものに惹かれますね

――今後、アルバムもつくり出しているようですが、どんな感じになりそうですか?

だいぶ、曲もたまってきて、あれもこれもやりたいっていうのが、出てきてるんですけど(笑)。今ある楽曲に関してはクラブであるようなトラックもありますし、ピアノやギターとか生楽器が好きなのでそういう楽曲とか……、すごくバラエティに富んだアルバムになるかと思います。あとは、今、声に関してぬき加減が難しいって思ってるんですね。なので、アルバムでは近くで歌われてもイヤじゃない声質を出したり、そういった声の美味しい部分をいろいろ使ってみたいですね

――なるほど。椿さんは全て対してオープンで、ジャンルがないですよね。

もっと自由に、自分っていうジャンルを大事にやっていきたいですね

取材/文●イトウトモコ

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