イギリスを拠点に歌手活動を続けたいヴィクトリア、ベッカムとの仲は……？

Victoria＆David Beckham夫妻に対する英国メディアの過熱ぶりは今に始まったことではないが、先週はついに「離婚危機！」とまで報じられ、夫婦連名で否定声明が出される騒ぎとなった。

イギリスを拠点に歌手活動を続けたいVictoriaと、今シーズンからReal Madridに移籍し、スペインが拠点となったDavid Beckham。すれ違いの生活が多くなることは前々から危惧されていたが、不仲説が一斉に浮上したのは、20日にロンドンで開かれたパーティにDavidが欠席したことがきっかけだった。スペインでの公式戦の前日だったためだが、夫を同伴できなかったVictoriaはひどく不機嫌だったと伝えられた。また、家賃640万円で借りる予定だったマドリード近郊の豪邸も、スペイン嫌いの夫人の一存で契約解除されてしまったという。家族とともに早くスペインに落ち着きたいDavidの希望も空しく、当面はホテル暮らしが続くことになりそうだと、マスコミはイングランド代表キャプテンに同情的な論調だ。

しかし、夫妻はこうした報道に対し、即座に「私たち家族はハッピーだし、離ればなれでも信頼関係に影響はない」と連名のメッセージを発表した。また、直後にスペイン入りしたVictoriaが、Davidと2人きりでマドリードの５つ星レストランに出かけ、仲睦まじくディナーを楽しんでいたという情報もあり、「２人は本当に幸せそうで、つないだ手を片時も離せないといった様子でした」と目撃者は語っている。今後、Victoriaの新作発表に伴ない、すれ違い生活はますます増えそうだが、２人にとって一番の敵は自国のメディアかも知れない。

Eugene Fields