DEF JAM時代の幻の名盤をリイシューするTWINZの最新インタヴュー到着!

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SOUTH CENTRAL CARTELのクラシック・アルバム『All Day Everyday』の完全リイシュー、あの幻の曲「Death Row Killa」の初のオフィシャルCD化を含むDAZ DILLINGER率いるD.P.G. Recordzのコンピレーション・アルバム『D.P.G. Era Vol.1』、そしてその続編にあたる『D.P.G. Era Vol. 2』……と怒涛のリリース攻勢でシーンに激震を与えまくっている<The Notorious>West Up ! Records。その第4、5弾作品が今月11/28に同時リリースされる。

今回の獲物はあのDEF JAMから'95年にリリースされた幻の名作、TWINZ『Conversation』(写真ジャケ)と、THE DOVE SHACK『This Is The Shack』のリイシュー! WARREN Gが設立したG-FUNK Musicからのリリースとなったこの2作は、当時の日本メディアの不当な西海岸バッシングや東海岸偏重(今でも一部続いているが)により、必ずしも正当な評価を得たとは言いがたかったのだが、地元L.A.~カリフォルニアでは今でも語り継がれる名盤として愛され続けており、当然日本でも根強い西海岸HIPHOPファンからは“クラシックス”として衰えぬ人気を誇っている。長きに渡って入手困難な状況(TWINZの方は完全に廃盤)でプレミアが付くほどだっただけに、今回は嬉しいリリースなることは間違いない。今作リリースに合わせ、TWINZのメンバーであるDEONをL.A.某所にてキャッチし、貴重な発言をゲットした。

まずはWARREN Gとの関係について
「WARREN Gとは小学校からのダチさ。ヤツは昔から何でも俺らに相談をしてくれたし、だからG-FUNK MUSICを立ち上げた時も俺らのことが一番に頭に浮かんだんじゃねーかな」(DEON)

「Eastside LB」、「Round & Round」などの素晴らしいスムース・ジャムを収録した『Conversation』だが、実際のレコーディングはハードなモノだったようだ。
「WARRENがアルバム(『Regulate…G-funk Era』)を出した後、'94年にWARRENやTHE DOVE SHACKらと<G-Funk Eraツアー>に出たんだけど、その合間を縫ってレコーディングしたんだ。だから完成するまで半年くらいかかったかな。L.A.で殆ど録ったんだけど、時にはN.Y.でもレコーディングしたよ」

今でもクラシックスとして人気の衰えない今作は、メロウでレイドバックしたソウルフルなサウンドがギッシリ。それは彼らの音楽的なバックボーンから来ているようだ。
「家じゃいつも音楽が溢れてたし、ブラザーのDEWAYNE(TWINZの片割れ)ともよく一緒に歌っていたな~。一番影響されたのはAL GREEN。あとはISLEY BROTHERSがフェイヴァリットさ」

TWINZは、最近ではSNOOP DOGGとの交流が多く、彼のレーベルDOGGYSTYLEからデビューしたDA EASTSIDAZのアルバムや話題となったコンピレーション『Doggy Style All Stars』のボーナス・カットをSNOOPとジョイントしている(この頃から彼らはTHA LOCS、という名前を使用している)。またDAZ DILLINGERのレーベル、D.P.G. Recordzとの契約も噂されており、かなり動向が注目されているのだが……
「俺らは完全なインディペンデント・スタイルでやってくつもりなんだ。既に次のアルバムも殆ど出来ていて、かなり進化したサウンドが聴かせられると思うよ。大地震みたいな衝撃を受けると思うぜ。新作を楽しみにしていてくれ!」
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