ジョン・レノンの手書きの歌詞が予想をはるかに上回る高値で落札

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ジョン・レノンが書いた「Nowhere Man」('65年)の手書きの歌詞が、11月18日(火)、ニューヨークのオークション会社、Christie'sのエンターテイメント記念品オークションで45万5,000ドル(約5,000万円)の値をつけた。落札者は公表されていないが、Christie's社の発表によると、予想価格を4倍以上も上回る額だという。レノンが手書きしたこの歌詞は、当初8万~10万ドルの落札額が予想されていた。

Christie'sの代表者の女性は、ビートルズの品が多くの入札を呼ぶ理由を次のように語っている。

「ビートルズ関連のアイテムは、とても強い魅力があります。垂涎の的なのです。もちろん、当時もたいへん人気があり、人々は揃って彼らに夢中になりました。特にジョン・レノンには。また、彼が今となっては個人であることも人気に関係しているでしょう。そこには心情的に特別な価値があります。もう曲は書けないのですから」

今回のオークションはビートルズが持つパワーの典型だ。今年7月、レノンの生活を撮影したプライベート・フィルム2本が、ニューヨークで5万3,775ドルの値をつけた。また、9月にはジョージ・ハリスンが'69年1月30日のビートルズのファイナルコンサートで演奏したカスタムメイドのフェンダー・テレキャストが、ハリウッドのオークションで43万4,750ドルで落札されている。

現在、itsonlyrocknroll.comで開かれているビートルズのオンライン・オークションでは、『Yellow Submarine』に関する思い出のアイテムが出品されている。中でも注目の品は、イエローサブマリンの長さ8フィートのファイバーグラス製レプリカだ。これは実際にニューヨークとロサンゼルスの映画プレミアで使用された。

18日のChristie'sのオークションではほかに、マイケル・カーティスが映画『カサブランカ』('43年)で獲得した最優秀監督賞のオスカーが23万1,500ドルで落札された。購入したのは米国の有名マジシャン、デビッド・カッパーフィールド。

(C)LAUNCH.com
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