ライヴハウスの名門ボトムラインが移転の危機!

ポスト
この2月で30周年を迎えるロックの名門ライヴハウス、ボトムラインが現在、馴染み深いグリニッジ・ビレッジから立ち退きの危機を迎えている。

ことは昨年秋、ボトムラインが入っているビルのオーナーであるニューヨーク大学(マンハッタン内でニューヨーク市に次ぐ面積の不動産を所有する)から、立ち退きを迫られたことに発する。大学側の要求はこうだ。「現在の家賃は相場の半分でしかない。ここにいたいのなら、未払いの分も含めて今後は相場と同等の家賃を払うこと。さもなければ立ち退け」というかなり強硬なもの。

これに対し、ボトムラインに思い入れのあるアーティスト、ブルース・スプリングスティーンや地元ラジオ局が中心となり、「ボトムラインを救え」運動が始まった。運動の内容は、世界中から署名を集める一方、総額2,000万円以上にもなる未払い分(家賃値上げが認められた時点から現在までの差額分を含む)をなんとか寄附で賄おうというものだ。が、しかし、現在のところ目標額にはとても及ばない状況らしい。さらに、ニューヨークの裁判所からは、大家であるニューヨーク大学の言い分に従うべしとの判決が下りたこともあり、ボトムラインにとって状況はかなり追い込まれている。現状では、イースト・ビレッジ・エリアへの移転が濃厚ということだが、ボトムライン関係者は、30年住み慣れた現在の場所にい続ける希望をまだ捨ててはいない。

「ボトムラインを救え」ホームページ(Save The Bottom Line!)
http://www.savethebottomline.com/

Aki Kayamoto, NY
この記事をポスト

この記事の関連情報