ビルボード・チャート、アウトキャストが再び1位を獲得

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グラミー賞候補、アウトキャストの2枚組アルバム『Speakerboxxx/The Love Below』が、最新のビルボード・アルバムズ・チャートで返り咲きの1位を獲得した。米音楽情報機関のNielsen SoundScanによると、『Speakerboxxx/The Love Below』は先週、9万7,000枚を売り上げたという。アルバムは昨年10月にリリース、チャート初登場1位を飾った。その後も不安定ながらトップの座を奪取し、今回で6度目の1位となった。

これまで1位だったジョシュ・グローバンの『Closer』は、アウトキャストほかのパワーに押され、大幅にダウン。6万5,000枚を売り上げて5位に甘んじた。これに対して2位にランクインしたのは先週4位だったシェリル・クロウの『The Very Best of Sheryl Crow』。セールス枚数は7万3,000枚。3位はワンランクダウンしたアリシア・キーズの『The Diary of Alica Keys』(6万9,000枚)。

4位はトビー・キースの『Shock'n Y'All』(6万6,000枚)。6位はコンピレーション・アルバム『Now That's What I Call Music! Vol.14』。続いて7位がノー・ダウトのシングル・コレクション『The Singles:1992-2003』。8位以下は順位の変動がみられず、『American Idol』の優勝者ルーベン・スタッダードの『Soulful』が8位、エヴァネッセンスの『Fallen』が9位、締めくくりの10位はジェイ・Zのラストアルバム『The Black Album』となっている。

トップ10圏外では、プロレスラーのオリジナル・ソングを集めた『WWE Originals』が初登場最高位の12位を獲得。4万8,000枚を売り上げた。また、裁判の騒ぎで売り上げが伸びるのではとの思惑があったマイケル・ジャクソンのアルバム『Number Ones』だが、予測とは裏腹に先週の罪状認否の報道があってから40位に急下落した。同アルバムはCBSの番組『60 Minutes』が放送された週に15位まで上昇した。

T.Kimura
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