【SONICMANIA'04】注目度の高かったフランス産ヘヴィ・ロック・バンド、プレイモ!

ポスト
<SUMMERSONIC'02>の出演、そして'03年11月にアルバム『ROCK』をリリースしたばかりとあってか、2日目に注目度の高かったバンドがフランス産へヴィ・ロック・バンド、PLEYMO。中盤でのライヴだったが、かなりの観客が集まり、始まる前から既に“PLEYMO”コールが会場に響き渡る。

そして現われたメンバーの格好は、フランス人らしく紳士……というか、アルバムのジャケットに描かれたロック少年を彷彿させるようにベスト、半袖シャツ、ズボンのヴォーカル、マークとベースのブノワ、そして他のメンバーもきれいめな格好だ。しかし、その格好とは裏腹にまとまりのあるへヴィなロックサウンドで会場を盛り上げる。新作のタイトル曲「ROCK」から始まって新作曲を次々に披露。静と動の絶妙なバランスと、素晴らしいメロディ・センスでドラマティックに、会場をどんどんと一体化させていく。そして親日家で知られるPLEYMOのメンバーだが、マークのMCは流暢すぎるくらいの日本語。それもまた、オーディエンスをひきつける魅力だろう。そして、4曲目で早くも「押井守監督に捧げます」と日本語歌詞もちりばめられた「K-RA」を披露。サビでは観客が一体となって大合唱! その「K-RA」が収録されている『Episode 2:Medecine Cake』からの曲を後半はかなり演奏し、ベース&ドラムのリズム体がしっかりとしていて、スクラッチもいい具合に入り、全体的にまとまりのあるパフォーマンスが印象的だった。この盛り上がり、ひょっとして、これから台風の目となるのか……。4月にはまたライヴをやるようなことをMCで言っていたので、楽しみに待っていたい。

最後にちょっと気になったのが『ROCK』のジャケットのロック少年の精巧フィギュアが売られていたこと。ライヴが終わって買いにいったところ、完売でした。。。残念。

<セットリスト>幕張メッセ
1.ROCK
2.CHERUBIN
3.L'INSOLENT
4.K-RA
5.TOUT LE MONDE
6.POLYESTER MOME
7.TANK CLUB
8.NEW WAVE
9.BLOHM
10.WORLD
11.DIVINE EXCUSE

その他の【SONICMANIA'04】のニュースは下記アドレスで。
/LJ/RArtistArticleArchive?artist_id=52009923
この記事をポスト

この記事の関連情報