day after tomorrow、最新ヒット曲満載の2ndフル・アルバ ム『primary colors』で魅せる鮮やかな色

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day after tomorrow、最新ヒット曲満載の
2ndフル・アルバ ム『primary colors』で魅せる鮮やかな色

day after tomorrowが2ndフル・アルバム『primary colors』をリリースした。
「DAY STAR」「moon gate」「Dear Friends/It's My Way」などから
最新のヒット・シングル曲を収録しているほか、オリジナル5曲も書き下ろし。
ファンの期待を裏切らない“らしい”アルバムに仕上がっている。
そんな最新アルバムについて、メンバーの3人に話を訊いた。

北野「ファンの方々に聴いてもらって、“よかった”って答えが一番僕らの手ごたえになるんで」

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最新アルバム

『primary colors』

avex trax
●通常盤
AVCD-17425 3,059(tax in)


●初回限定盤
AVCD-17424/B 3,800(tax in)
ビデオクリップ7作メイキング集DVD付2枚組


1 Starry Heavens
2 タイムマシーンで連れ出して
3 フィットネス
4 Show Time
5 イタズラなKISS
6 CURRENT
7 少女のままでいたあの頃
8 regret
9 wind flower~spring ephemeral~
10 Dear Friends
11 These Days
12 It’s My Way
13 螢火

day after tomorrow OFFICIAL WEB SITE
http://dat-net.jp/

──アルバム・タイトル『primary colors』の意味を教えて下さい。

鈴木大輔(Key):光の三原色ってことで、赤と青と緑なんですけど、3つの光を一点に集めると白になるんですね。で、今回のアルバムであったりシングルというのを白で統一していて、ほかにも原色という意味もあるので、一曲一曲色のある曲の集合ということで『primary colors』と名付けました。

──いろいろな要素が詰まったアルバムということで、たとえば「DAY STAR」では夏と太陽、「moon gate」では秋と月がテーマだったりして、それを1枚のアルバムにするのは難しくありませんでしたか?

鈴木:そうですね、今回シングルが多く入ることは分かっていたので、ただのシングルの寄せ集めみたいにはしたくなかったんですね。それ以外の新曲5曲の選曲に苦労しました。

──でも、頭から終わりまでday after tomorrowっぽくまとまっている感じを受けました。

鈴木:1stアルバムのときよりは“手探り感”はなくなったと思うんですよ。day after tomorrowっていうイメージをどこに、どうすればいいのかっていうのが見えなかったんで。今回はシングルを4枚リリースして、なんか自分たちでおぼろげながらにも見えてきたものがあって、それでじゃないですかね。テーマ的には“こうしよう”ってのは決めてなかったです。

──音の部分でギターの音色もそうですし、シンセサイザーの使い方など非常に'80年代っぽさを感じたのですが、これは今回のアルバムで重視したことですか?

鈴木:そうですね、たとえばM3「フィットネス」とかだと、ブラスの音とかもわざと昔のディスコとかで使われていたMKS80というブラスの音をそのまま使ってみたりとか、新旧の機材を織り交ぜているんで、そういったところもあるかもしれないですね。

──その「フィットネス」ですが、オリビア・ニュートン・ジョンの「フィジカル」の影響を感じたのですが?

鈴木:フィジカルだからフィットネス(笑)。リスペクトみたいな。

北野正人(G):ギターが入ることで、一層そうなってますね。ポール・ジャクソンJR.が弾いてるという感じをもろに狙ったので。

──結構お二人の好きな音楽が反映されたという。

北野:好きと言うより、古きよきものとして。レコーディングのときにいろんなアイディアが出てくるんですね。“ここはこれっぽくやったら面白いよ”ってのがあって。それを引き出してきて入れてるって感じですね。あとは僕がすごくミーハーで、小さいころは何でも聴いてた人なんで、だからその時“よかった”と思えたものを今出したいという。

──いろいろな歌い方に挑戦していますが、ヴォーカリストとしての新しいチャレンジや成長はありましたか?

misono(Vo):自分以外の人の書いた歌詞を歌うっていうことかな。うちは今回新曲の5曲とも人の歌詞を歌ったんで。1年間いろいろな主人公を作って、歌詞を書いて主人公になりきってレコーディングするっていう挑戦だったんですけど。もうデビューしてから2年目なんで、いろいろな歌詞を歌っていきたいなって。たとえば「螢火」だったら大人っぽく歌ってみたいと思うし。

鈴木:今回アルバム全体のテーマってほど大きいものじゃなかったんですけど、misonoには“ヴォーカリストとしてのmisono”に徹してもらおうという話がありまして。歌に専念してもらったんですね。歌であったりヴィジュアルであったり。だから今回アルバムがジャケットもmisono一人でやってもらったりして。その2点に集中してもらいました。

──今回鈴木さんと北野さんが作詞されているということで、性別も男で、歌詞で歌われているより年齢も若干上ということで、難しくありませんでしたか?

鈴木:年齢的というよりは、女の人というのを考えるのが難しかったですね。僕は女の人の視点で詞を書いたんですけど、主人公の軸というか。

北野:僕は基本的には男性でも女性でも、どちらに取れるように書きました。でも、男性が女性のことを書いた方が伝わるんでしょうね。深いんですよね。映画でも『ロリータ』とか『ラマン』とか女性の心を描写するのがすごい上手かったりとかするんで。

──そういう詞を歌うのってどうでしたか?

misino:自分で書いた歌詞を歌うのは、主人公になりきっているんで、結構受け止められるんですけど。人の歌詞を歌うときって、やっぱり難しかったですね。だから、あえて何も考えずに、そのままレコーディングするって感じでした。何か自分をフラットにするというか、全てクリアな状態にして歌うっていう感じでしたね。

──「少女のままでいたあの頃」という曲がありますが、misonoさんは自分を大人の女性か、または少女の部分もあるのか、どういう風に思いますか?

misono:大人だなぁって言われるときもあれば、自分で子供だなぁって思うときもある。

──「Dear Friends」でYoshi(シリーズで100万部を超えた小説『Deep Love』作者。もとは携帯サイトの連載)さんとの共作はいかがでしたか?

misono:楽しかったです。人と何かをするのはすごく勉強にもなるし。経験とか言葉を交換し合いながら作っていったって感じですね。

──「Dear Friends」のほか、「These Days」など友情がテーマの曲があったのですが、実際の友情や友達づきあいというのはどうですか? 忙しいのでなかなか会えないと思いますが。

misono:会えないですね。会えないというか会わない。今の自分を見せれるか?ってのがあって。(メンバーに向かって)そういうのない? メールとか電話だと、今のうちはこの人の話を受けれるんだろうか?って出る前に考えちゃう。家にいるときのうちってすごい静かで、いろいろ考えてたりして、今うちが“ピッ”って出て、いつもテレビに出ているmisonoになれるかっていったらなれない。だから、すごいうれしいことがあってうちに電話してるんだとしたら、うちが(暗い声で)“もしもし”って出ることによって、その人の気分も落ちさせるんじゃないかって。“え、どうしたの?”ってなっちゃうじゃないですか。そこまで考えるんですよね。だから電話はほとんどしない。

──歌詞が携帯とかがテーマだったりして、“あー、これ分かる”っていう感情移入できるものが多かったんですよね。

misono:とくに携帯でつながってる友達とか多くないですか? 携帯のアドレス帳にはすごい300件とかあるのに、このうち何人本当の友達なんやろうって思って。もし携帯のメモリが消えちゃったら、その友達も失っちゃうんじゃないかなって。

──じゃあ、あの歌詞はかなり本音だったと。

misono:そうです。

──小説『Dear Friends』の方は読んでみていかがでしたか?

misono:最初、小説の中で展開されている内容が、ウチには見たことも聞いたこともない世界だったんですよね。
でもYoshiさん宛のメールであったりファンレターを見させてもらったりすると、“共感しました!”とか“あたしも実は……”というのが多かったんで、ああー、いまどきの女子中高生はこんな体験してるんだって感じましたね。

──今回『primary colors』が2枚目のフル・アルバム、今年の8月でデビュー丸2年ということで、キャリアをスタートしたときと一番変わったことは何ですか?

鈴木・北野:……(misonoを見つめる)。

misono:なんで二人うち見てるの?

鈴木:肥えたべ?

misono:……うん。

──コンポーザーやプレイヤーとしてはいかがですか?

北野:機材は違うんですけど、曲の書き方も当時も同じ書き方だった気もします。多分あんまり変わってないんでしょうね。ちょっと手際がよくなったぐらいで。

鈴木:MacがOS 9からOS Xになった。これが一番違うと思う。作業環境のシステムが変わりましたね。あとは新しい機材も使っています。MINI moog、VOYAGERのSIGNATUREとか、マシン・ドラム、あとはサンプルの音色も新しいですね。リズムに関してはほとんどサンプルで音を重ねて作ってます。VOYAGERはベースとかを「Dear Friends」あたりから使い出したんですけど。

misono:自分ではほんとに何も変えずにやってますけどね。でも、変わってはいると思います。いろいろ勉強させてもらってるし、吸収できる人が多いので、(メンバーの)二人もそうだし、五十嵐さん(五十嵐 充・サウンドプロデューサー)もそうだし。視野はすごい広がりましたね。

──アルバムを出したということで、ファンとしてはツアーへの期待がふくらむところだと思いますが。

鈴木:やりたいとは思ってるんですけど、まだアルバムを作ったばかりなので、まだそこまでの段階ではない。まずアルバムの反応を見たい。シングルから言ってしまうと(2003年)8月の「DAY STAR」のちょっと前、6月とか7月とかからずっとレコーディングしてたんですよ。2週間前にマスタリングが上がって、その1日前までレコーディングしてたんで。

──作り手としての満足度は?

北野:すごくいいアルバムというのは自負してます。でも、自己満足のために曲に打ち込んでいる3人ではないんで。やっぱり対リスナー。ファンの方々に聴いてもらって、“よかった”って答えが一番僕らの手ごたえになるんで。だから、まとまると思うんです。全員畑がバラバラなんで。そこに自己満足を入れてしまうと聴けなくなってしまう。3人とも対リスナーでいいものを作るって思いが共通なんですね。

取材・文●編集部

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