ダウンタウン・ブギウギ・バンド、ヒット曲満載のDVD映像を大公開!

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白いツナギにリーゼントで、若き日の宇崎竜童がキメのセリフをつぶやく。「あんた、あの娘のなんなのさ!」

結成30周年を迎えたダウンタウン・ブギウギ・バンド。'70年代に不良の風俗を体現したルックスと痛快なロックンロールで、若者の間に瞬く間に浸透し、若いことのカッコよさと共に情けなさをも世間に知らしめたバンドだ。バンドを引っ張るのは若き日の宇崎竜童。まだ山口百恵に楽曲を提供して日本中に認知される前だ。

そんなダウンタウン・ブギウギ・バンドのドキュメンタリー映画を収録したDVD『ザッツ・ダウンタウン・ブギウギ・バンド』が3月25日に発売された。これは「自分達のバンドの映画を作りたい」という熱意が実現し、'76年に劇場公開されたもの。彼らのヒット曲はもちろん、暴走族などに代表される当時の若者文化の一片が切り取られた作品になっている。沖縄・那覇でのライヴシーンを中心に、メンバー4人と当時の若者をカメラが追いかける。カメラに収められた映像は、決してオシャレなものでも洗練されたものでもない。しかしそこに当時のバンドが持っていたカリスマ性と若者のエネルギーがオーバーラップし、普遍的な意味での正直な若者群像を描き出している。

DVDには彼らのヒット曲である「スモーキン・ブギ」「カッコマンブギ」そして「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」など7曲のほか、現在の宇崎竜童の解説が特典映像として収録されている。

「下積み下積みって言われるけれど、下積みよりも上積みが大事」「ビートルズみたいになりたいって奴はいるけど、オレはビートルズを超えちゃったらどうしようと思ってる」と宇崎竜童が語っているように、当時からすでに成功した先を見続けてきた彼ら。それは宇崎竜童の才能だけではなく、当時のダウンタウン・ブギウギ・バンドの思想だったのだろう。

ダイジェスト映像はコチラから
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