ブラック・アイド・ピーズ、NBAのテレビCMに曲を提供

オーガニック・ヒップホップの人気グループ、ブラック・アイド・ピーズがNBA（全米プロバスケットリーグ）のプロモーションCMに曲を提供した、と４月４日付のロイター通信が伝えている。昨年、シングル「Where Is The Love」が世界的に大ヒットした彼らだが、今回、CMに使われるのは「Let's Get It Started」という曲。これはアルバム『Elephunk』（'03年）に収録の「Let's Get Retarded」をリライトしたバージョンで、グループはコマーシャルのために４つのパターンを提供している。メンバーのウィリアムはNBAのスターティング・プレイヤーに選ばれたのと同じくらいうれしいと語る。

「これは俺たちが成功したということ。カリーム（アブドゥール・ジャバー）が一緒だったり、すごいよ。シングルをクールに送り出せるというのはさておき、これだけでもビッグなことだ」

彼はまた、新バージョンを制作するために歌詞を書き換えたが、以前から変更を考えていたため全く気にならなかったと言う。

「この曲は、抑制からの解放と新たなスタートがテーマ。NBAがスタートするのと同じなんだ」

CMにはギタリストのカルロス・サンタナ、NBAのカリーム・アブドゥール・ジャバー、また、ビル・ウォルトンなどがフィーチャーされている。「Let's Get It Started」を使ったスポットは４月12日からESPANで６週間にわたって放送される予定。

T.Kimura