ネリーおよび、ネリーの主宰するチャリティ団体『4 Sho 4 Kids』が先週金曜日(4月2日)にアトランタのスペルマン大学のキャンパスで開催を予定していた、骨髄移植に関する慈善事業キャンペーンが大学側によってキャンセルされたと、Launch.comが伝えている。

スペルマン・カレッジは伝統的な黒人の女子大。ネリーのミュージック・ビデオの中での女性に対する侮辱的な描写に対して、女子大側が抗議する形で、慈善事業キャンペーンは開催自体が中止に追い込まれた。

特に問題となったのはネリーの「Tip Drill」のビデオでネリーがクレジットカードを女性のお尻に当てている描写。大学側のゼノビア・ハイクス博士によると「スペルマン大学はポップ・カルチャーの中での女性へのネガティブなイメージ、特に女性蔑視の歌詞やしばし描かれる性的なイメージに対して懸念している」とコメント。

ネリーの姉、ジャッキー・ドナヒューは骨髄移植を必要とする白血病患者。姉や同様の骨髄移植を必要とする患者のため、ネリーはドナー登録の際に必要となる検査費用などを全て負担し、キャンペーンを行なってきた。

今回のスペルマン大学での慈善事業キャンペーンもその活動の一環であったが、彼のアーティストとして表現が、その活動を阻害しているというのは実に皮肉な話である。

K.Omae, LA