【ムービープラス】~西川美和が人生と映画について語る~ 役作りに悩む本木雅弘が参考にした映画とは?「この映画が観たい」 ムービープラスで10月放送

ジュピターエンタテインメント株式会社



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CS映画専門チャンネル「ムービープラス」(ジュピターエンタテインメント(株)、東京都千代田区、代表取締役社長:寺嶋博礼)で放送中のオリジナル番組「この映画が観たい」は、様々な分野で活躍する著名人の方々にかけがえのない“映画体験”と、それにまつわる人生の様々なエピソードをお聞きする番組です。
10月は、映画監督の西川美和さんが登場。彼女がセレクトした映画「クレイマー、クレイマー」「旅立ちの時」「オースティン・パワーズ」 「オアシス」 「スポットライト 世紀のスクープ」について、番組で熱く語っていただきました。

映画を特別なものだと感じ始めたのは、小学校三年生の頃のこと。お小遣いを握りしめてバスで市内の映画館へ通い、暗闇で二時間過ごすことは背伸びをして大人になっていくような感覚だったという。

ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープが共演したロバート・ベントン監督作の「クレイマー、クレイマー」について、「最初に観たのは中学生の頃ですが、今でも2~3年に一度は観返しています。ホームドラマの金字塔です!」と熱弁。「小さな物語でも、世界中の人たちを感動させられる映画が作れるんだ、ということを教えてくれました。私は、大爆発やカーチェイスといった派手な演出のある映画を撮らないので、この作品からは勇気をもらいました」と自身の映画作りにリンクさせながら語りました。

映像に関わる仕事ならなんでもいい、と考え面接を受けた制作会社で出会った是枝裕和監督の影響で、映画監督の道に進むことになった西川さん。最初は監督業から逃げ出したかったと話す彼女だが、10月に公開を控える新作映画「永い言い訳」は長編第5作目を数えるほどになった。「永い言い訳」で役作りに悩んでいた主役の本木雅弘から「男が泣く映画で良いものはないか」と聞かれ挙げた作品が、シドニー・ルメット監督がリヴァー・フェニックス主演で製作した「旅立ちの時」だった。

「リヴァー・フェニックス演じる息子、父、祖父、それぞれの泣くシーンが印象的な映画です。「これぞお芝居」と思わせる、三者三様の演技が素晴らしい」と絶賛。さらに、「シドニー・ルメットは一番尊敬する映画監督。劇中、逃亡犯のお父さんが、仲間から自分の母親の訃報を知らされるシーンがあります。こういうシーンは、人物をクロースアップでとらえ、感動的な音楽を使いがち。だけど、ルメット監督はあえてカメラを引いて演出しました。そうすることで、観客は色んなことを想像することができるんですね。ルメットは、観客の想像力を信じているんだろうと思います。そういう部分は、私も真似したいなと思いました」と、映画監督ならではの視点で分析しました。

そのほか、是枝裕和監督との仕事を通じて感じたこと、作家・映画監督としての発想の原点、新作映画「永い言い訳」の製作秘話など、映画と人生を絡めて大いに語ってくれた西川美和さん。貴重なエピソードがたくさん詰まった番組「この映画が観たい#37 ~西川美和のオールタイム・ベスト~」を、ぜひムービープラスでお楽しみください。


「この映画が観たい#37 ~西川美和のオールタイム・ベスト~」
初回放送:10月3日(月)23:00~23:30
再放送:10月8日(土)7:45~8:15、14日(金)18:30~19:00、18日(火)11:00~11:30、
25日(火)18:00~18:30

西川美和 プロフィール
1974年、広島県出身。早稲田大学第一文学部卒。在学中に是枝裕和監督作『ワンダフルライフ』(99)にスタッフとして参加。フリーランスの助監督として活動後、02年に『蛇イチゴ』でオリジナル脚本・監督デビュー。第58回毎日映画コンクール・脚本賞ほか受賞。06年、『ゆれる』で第58回読売文学賞戯曲・シナリオ賞ほかを受賞。また撮影後に初の小説『ゆれる』を上梓した。09年、『ディア・ドクター』を発表。本作のための僻地医療の取材をもとに小説『きのうの神さま』を上梓。12年には『夢売るふたり』を発表。そして15年、小説『永い言い訳』を上梓、初めて原作小説を映画製作に先行させた。16年10月14日より、最新映画『永い言い訳』が全国公開。

11月は夏木マリさんが登場。ご期待ください。
「この映画が観たい」公式ページ http://www.movieplus.jp/guide/mybest/


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ムービープラスは、今年開局27年目を迎えた日本最大級の映画チャンネルです。ハリウッドのヒット作をはじめとする国内外の選りすぐりの映画、映画祭、最新映画情報を放送し、J:COMなど全国のケーブルテレビやスカパー!、IP放送を通じ、約720万世帯のお客様にご覧いただいています。

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