2019/20年シーズン、北ドイツ放送エルプフィルハーモニー管弦楽団の新しい主席指揮者にアラン・ギルバートを任命

エルプフィルハーモニー・ハンブルク

北ドイツ放送エルプフィルハーモニー管弦楽団 (NDR) は2019/20年シーズンからの新しい主席指揮者としてアラン・ギルバートを迎えることになりました。ギルバートはトーマス・ヘンゲルブロックを引き継ぎ、エルプフィルハーモニー・ハンブルクを本拠地とするNDRの主席指揮者として管弦楽団を率いることとなります。NDRが結んだギルバートとの契約期間は5年です。

アラン・ギルバートは1967年、ニューヨークに生まれ、バロックから現代音楽まで幅広いジャンルの音楽を解釈するワールドクラスの芸術家として名声を築き上げた人物です。彼はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(アムステルダム)、ゲヴァントハウス(ライプツィヒ)、クリーヴランド管弦楽団、ボストン交響楽団、ロンドン交響楽団など、世界屈指のオーケストラに客演指揮者を務めるなど大変人気のある音楽家で、NDRとも長年にわたり密接に活動してきました。2004年から2015年までは主席客演指揮者としてオーケストラに参加しています。2009年から2017年6月まではニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督として新時代の音楽や芸術をステージに導入するなど新しい試みを実践し、高い評価を得てきました。

ギルバートの2019/20年シーズン、主席指揮者決定について、NDRディレクターであるルッツ・マルモアは次のように述べています。「アラン・ギルバートはその音楽の質の高さ、イノベーションや創造性への情熱で名高い人物です。国際的な名声を博すこのような指揮者を迎えられることを大変喜ばしく思っています。NDRはアラン・ギルバートとの親交が深く、前回のコラボレーション以来、彼を芸術家として大変高く評価しています。アラン・ギルバートとエルプフィルハーモニー管弦楽団。完璧なチームの完成です」

アラン・ギルバート本人はこの任命について、次のように述べています。「ニューヨーク・フィルハーモニックでの音楽監督としてのキャリアを締めくくっており、こんなに早い段階で、『ここで新たなチャレンジをしてみたい』と思わせてくれるところは多くありませんでした。しかしながら、NDRにはさまざまな状況が上手く重なり合って、ここだと思える完璧な条件が全て揃っていました。まず、私はNDRの音楽家たちをよく知っており、彼らのことがとても好きでした。彼らと私は長年にわたり、特別な関係を築き上げており、音楽的な相性もぴったりと合うと感じていました。エルプフィルハーモニー・ハンブルクはオープンしたばかりとはいえ、音楽のための完璧な空間として既にカリスマ的な地位を確立しています。このような場所で音楽に携わることができ、とても嬉しく思います」

自由ハンザ都市ハンブルク文化上院議員のカーステン・ブロスダ博士は次のように期待をしています。 「NDRが迎えるアラン・ギルバートは世界屈指の指揮者であるだけではなく、同管弦楽団を熟知している人物です。彼は音楽都市としてのハンブルクにとって大きな財産となり、文化都市としてのハンブルクの地位を国内で、そして国外で確立させることに大きく貢献してくれるでしょう」

クリストフ・リーベン-ゾイター、エルプフィルハーモニーおよびライスハレ一般および芸術監督は「NDRの主席指揮者にアラン・ギルバートを迎えられることは、最高に喜ばしいことです。ニューヨーク・フィルハーモニックでの活動において、彼は数多くのすばらしいプログラムを考案し、輝かしいプロジェクトを実行してきました。彼が21世紀のオーケストラに抱くビジョンは、NDRにぴったりと合致するもので、彼の監督の下、同管弦楽団がこのコンサートホールのアイデンティティをどう形作っていくのかとても楽しみにしています」とギルバートとNDRの未来への期待を込めて述べました。

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ハンブルクについて
ハンブルクは、人口180万を擁する、ベルリンに次ぐドイツ第2の大都市です。隣接地域までを含めたハンブルク圏には500万人が住み、経済活動と豊かさという点でヨーロッパ屈指の地域になっています。数百年もの歴史を誇る港湾と商業の都市として、ハンブルクは世界各地とのつながりを維持しています。繁栄する商取引と隆盛を謳歌する物流部門と並んで、ハンブルクはドイツのメディア首都でもあります。この街はヨーロッパで最も緑豊かな都市であり、市域の5分の1は水域で占められ、二本の川が街の性格を決定しています。川とはエルベ川と小アルスター川であり、小アルスター川は都市の中心部では堰き止め湖を形成しています。この2本の川の周りに大港湾都市が展開し、その領域は洗練されたブランケネーゼ区から活気あふれるトレンディースポットにまでおよびます。ハーフェンシティ・ハンブルクといった野心的な都市開発プロジェクト、コンテンツの充実したカルチャーライフ、そしてウォーターフロントでの生活水準の高さ。それらは絶えず旅行者を惹き付け、この数年間、ドイツ北部に位置するこの街を訪れる旅行者は増加し続けています。その結果、ハンブルクはヨーロッパの人気訪問地のトップ10入りを果たしました。

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